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革靴シワ入れ☆アノネイカーフの神匠にシワ入れしました

神匠 シワ入れ

履き皺は、一度入ってしまうと取ることが出来ません。
自分好みの綺麗なシワを入れるための儀式がシワ入れと呼ばれる作業です。
ところで綺麗なシワって何だ?という疑問がありますけどね。
一般的には親指の付け根を中心に横一直線に入るシワを指すようです。

シワ入れについては賛否両論あり結論はありません。
どちらを信じるか、宗派のようなものです。

僕は自然に任せる派でしたが、今回同じ靴を2足用意できたのでシワ入れありとなしで経年変化を比較してみようと思います。

シワ入れ調査対象

シワ入れの比較対象となる靴は以前ご紹介した神匠のストレートチップの黒と茶です。
本当はシワ入れ効果の出やすいコードバンの靴を選ぶべきなのでしょうか、コードバンを2足も買うほどの財力もありませんので、アノネイカーフでご勘弁を。
もちろんどちらも新品です。
シワ入れは比較的出番の多い黒に白羽の矢を立てました。

こちらがシワ入れを行う黒のストレートチップ。
まだ綺麗な状態です。

神匠 ストレートチップ ブラック

こちらが比較対象のブラウン。
シワ入れをせず、自然に任せます。

神匠 ストレートチップ ブラウン

どのような違いが出るか今から楽しみです。

シワ(履き皺)について

革靴に限らず歩く度に足にそって曲がることでシワが出来ます。
特に革靴では一度出来てしまうとそこに癖が出来てしまうので、同じ箇所のシワが深くなっていきます。
これをある程度食い止めるのがシューツリーの役割です。

人の足は左右大きさが異なりますし、歩く癖もあります。
また革は天然素材のため、どうしても左右で異なるシワの入り方になります。
革靴では性質上シワが目立つこともあり、「良いシワ」「かっこいいシワ」が語られるのだと思います。
良いシワとは左右均等で直線的なシワを指すことが多いようです。

このようなことから自然にシワを入れるのではなく、人工的に革のシワの癖を作ってやり綺麗なシワを目指すのが「シワ入れ」と呼ばれる儀式です。

シワ入れの前処理

この作業は気分の問題です。多分必要無いでしょう。

事前に少し革を柔らかくすることにします。

コロンブスの業務用柔軟剤を靴の内側に塗ります。
塗る箇所は靴にシワが入る部分、小指と親指の付け根を結ぶラインです。
筆の使って塗り込みます。
業務用なので量が多いです。何年も前に購入したものがまだ半分以上残っています。
友人などとシェアしての購入をお勧めします。
僕はまだ使ったことが無いですが、ダスコの革伸ばしでも良いかも知れません。

次に革の表側、ワークブーツに利用するマスタングペースト を塗ります。
マスタングペーストは革の艶が落ちますので、目立たない箇所で確認してから塗ります。
マスタングペーストは体温で柔らかくなりますので手で直に塗ります。
塗った状態で一晩放置し余分なマスタングペーストを拭き取ります。
念のためエム・モゥブレィのデリケートクリームを塗り準備完了。

マスタングペーストを塗ると艶が無くなります。
気になる方は、デリケートクリームだけでも良いでしょう。

シワ入れの儀

神匠 シワ入れ

シワ入れは、ボールペンのような細くて円い筒を使います。
革を傷つけないように表面がなめらかな物を利用して下さい。
今回利用するのは、靴の内側に柔軟剤を塗り込むのに使用した筆です。

以下手順ですが、
片方の靴ごとに行うようにして下さい。
両方履いてしまうと、シワ入れしていない側の靴も思わず曲げて変な癖が付いてしまうかも知れません。
シワ入れは少し低い椅子に腰掛けて行った方がやりやすいと思います

シワ入れにはいつもより少し厚手の靴下を用意し紐をしっかり締めます。
靴が緩いと力が逃げて狙ったところにシワが出来ない可能性があります。
あとは椅子に座り、シワを入れたい箇所にペンをあて踵を少しずつ上げながら様子をみてシワを入れて行きます。
ある程度癖が付いたら、ペンを外してもかまわないと思います。
シワ入れの際、歩く以上に靴を曲げる必要なありません。

左右のシワ入れが終わったら、軽く歩いて様子を見ます。

 

 

最後に

シワ入れについては、以前ご紹介したプレメンテナンス以上に好みが分かれると思います。
僕はどちらかというとシワ入れはせず自然に任せる派ですが、今後の経年変化で宗派替えがあるかも知れません。
今後も本ブログで、2足の経年変化をご紹介するつもりですのでお楽しみに