革靴の履きおろし☆履く前のメンテナンス(革靴のプレメンテ)は儀式だ!

神匠

先日購入した神匠の革靴ですが、やっとプレメンテナンスも終わり履き下ろす準備が出来ましたので僕が行っている履く前の儀式(プレメンテナンス)をご紹介します。
不要論もありますが、やることによる弊害はありませんのでやるようにしています。

革靴は仕上げの段階でクリームが塗られている筈です。
その後、流通段階を経て店舗そして自分の手元に届くわけですが、その間にどの程度時間が経過しているかはわかりませんし、環境もわかりません。
さらにどのクリームが塗られていたのかもわからない訳です。

このような事から古い環境をリセットしてから靴と付き合い始めています。

 

 

神匠のプレメンテナンス

神匠を例に僕のプレメンテのやり方をご紹介します。といっても難しいことは何もしていませんが。

①シューツリーを入れる
革靴メンテナンスおよび保管の基本、シューツリーです。
シューツリーを靴にいれて形状をしっかりさせることから始まります。
シューツリーを小指側に捻りながら入れると入れやすいです。

②馬毛ブラシでホコリ落とし
こちらも基本である馬毛ブラシによるホコリ落としです。
新品で外を歩いたわけではありませんので、軽く払うだけで良いでしょう。


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③ステインリムーバーで古いクリームの除去
完成段階で塗られたクリームを一旦落とします。
使うのはおなじみステインリムーバ。
拭き取りに使うのは古いTシャツなどのウェスでも良いのですが、ペーパータオルをおすすめします。
ステインリムーバをペーパータオルに少量つけて靴の表面を軽く拭き上げて下さい。


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④デリケートクリームで保湿を
出荷からどれほど経過しているかわかりませんのでデリケートクリームを使って保湿をします。
少し多めかなと思うくらいの量を塗り込みます。
ウエス部分もブラシなどを使ってしっかり塗りましょう。
30分ほど放置しデリケートクリームが染みこむのを待ちます。
その後、豚毛のブラシでブラッシングします。
ブラッシング後、余分なデリケートクリームは拭き取ります。


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⑤靴クリーム
普通のお手入れと同じように靴クリームを塗りブラシ、ウェスで仕上げます。
補色の必要がありませんがのでニュートラルでかまいませんが、お好みで補色用のクリームでも。


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⑥コバの保護
ここは皆さんとやり方が違うかな。
コバなど靴の下側は傷みやすいので浸透率の高いマスタングペーストオイルを使っています。
マスタングペーストをコバに沿って塗り込みます。
一晩浸透させて拭き取ります。
その上から無職のワックスを薄く塗ります。
ハイシャインが目的ではなく、コバへの水分の浸透を防ぐためです。


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⑦トゥへのワックス塗布
ハイシャインが目的ではなく、トゥの保護が目的です。
どうしても靴先は階段などに引っかけて傷を付けてしまうので防ぐためです。
多少気休め的なところもありますが薄く塗っておきます。


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⑧靴底の保護
革底に限りますが、事前の手入れを行います。
表面を整える意味でステインリムーバーなどで簡単に拭き取り、マスタングペーストを塗ります。

⑨ライニング
ここで一旦、シューツリーを外し靴のライニングのお手入れをします。
塗るのはデリケートクリーム、こちらは革を柔らかくするのが目的です。
布製ライニングの場合は不要です。

⑩ハーフラバー&ビンテージスチール(トゥスチール)
完全に好みの世界です。
僕は革底の場合、ハーフラバーとビンテージスチールは必ず新品の時に付けます。
好みですのでご自由に。

⑪皺入れ
賛否両論ありますがやらない派です。
ただし同じ靴を2足購入したので皺入れをした靴としない靴でどのように変化するか実験することにしました。
乞うご期待。

⑪防水スプレー
最初に下ろす前に
気休め程度にしかなりませんが、軽く防水スプレイ-かけます。
と言ってもたっぷりかけてはいけません、防水スプレーの霧の中を軽く通すイメージです。


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最後に


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革靴のプレメンテナンス参考になりましたか?
プレメンテナンスをしないと壊れるほど革靴は柔(やわ)ではありません。
以前紹介した、リーガル2585の20年選手もプレメンテナンスなんぞはしていません。

思うにプレメンテナンスは儀式です。
これから新しい靴を履くという心構えなのでしょう。