リーガル801R、リーガル2235の上位モデルです☆リーガルウイングチップの中で一番のおすすめかも!

2020年2月20日

リーガル 801R

リーガルの紳士靴は好きで以前にもご紹介したようにいくつか保有しています。
特にウィングチップ(リーガルのフルブローグは特にこう呼びたい)が好きで今回ご紹介する靴もその中のひとつです。
僕のような昭和世代にはリーガルのウイングチップ好きが多いような気がします。
リーガルのウイングチップの最高峰の定番として2235が有名ですが、実はその上位版のモデルが存在しました。
それが以前ご紹介したW105ですが、今回紹介する801Rも同様の上位モデルです。
W105同様にすでに廃盤となっていますが、運良く新品を見つけることが出来ました。

W105紹介の際にも書きましたが、このような良い靴を廃盤にしてしまうリーガルさんにもユーザーの声が届けばと今回の記事を作成しました。

過去の記事と同じようにリーガルの歴史などについても軽く触れます。
すでにリーガルの他の靴の記事をごらんの方は同じ内容ですので飛ばして下さい。

リーガル

お約束リーガル社の紹介・・・

1902年(明治35年)創業の製靴メーカーの老舗になります。
旧社名は日本製靴株式会社、現在はブランド名が企業名となりリーガルコーポレーションとなっています。
通常はブランド名でリーガルと呼びますね。

グッドイヤー・ウェルト製法が同社の代表ですが、マッケイ製法やセメント製法の靴も用意し低価格から高価格帯まで広く販売しています。
近年はパターンオーダーも手掛けるなど日本を代表する製靴メーカーです。

尚、同社は自社工場を持たないとする情報もありますが100%子会社の工場で生産(他社への生産委託も一部あり)しています。

2235

基準となるモデルですので、2235NAを簡単に紹介します。
詳細は2585の回で説明しましたのでそちらを確認して下さい。

40年以上続くリーガルの定番ベストセラーです。
リーガルの最高級ラインインペリアルグレードになります。
もちろん製法はグッドイヤーウェルト製法、無骨な張り出したコバが迫力満点です。
アメリカ文化に影響をうけた40代以上の方は当時憧れたのではありませんか?。

801R

それでは801Rのご紹介を致します。

上から全体。わかりやすいように屋外で撮影しました。
横に箱があるのでおわかりと思いますがまだ履き下ろす前の状態です。

801Rの印刷です。

アッパー

2235と異なりスムースレザー仕上げのウイングチップです。
ラストは同一なので2235と同サイズの選択で間違いありません。
アッパーのアップです。
イタリア製のカーフレザーが使われています。残念ながらタンナーは非公開です。
きめの細かい上質なレザーです。
グレインレザー(シボ革)と異なりごまかしがききませんね。

インソールのマーク

インソールのマークは定番モデルと異なり現代のリーガルマークです。
個人的には旧来のブーツマークの方が好きです。
どうして変えてしまったのでしょう?

ライニング

ライニング(内張)は革。写真では白いので布に見えてしまうかも知れませんが、革特有の皺があります。

アウトソール

アウトソールは革製です。
ヒールのトップリフトもハーフプロテクターになっています。
もちろんヒールは革の積み上げです。

価格

最後に価格ですが、2013年のメーカー希望小売価格は税抜き32000円です。
同時期の2235が31000円です。
現在の2235の価格が33000円(2020年1月現在)ですので、801Rは34000円相当になります。
内容を考えるとかなり安いですね。
やはり買いのモデルです。
リーガルが早々に廃盤にしたのもわかる気がします。

ウイングチップ比較 801R/W105/2585

メダリオン

左から2585,801R,W105です。
よく見ると真ん中の801Rだけメダリオンのデザインがちがいますね。

ソール

ソールを見てみます。
上と同様に左から2585,801R,W105です。
右の2つ、801R,W105はハーフラバーの処理をしてあります。
見えている部分を見てもそれぞれ特徴があります。
2585は合成底なのでもちろんですが、同じ革底の801RとW105も異なる革が使われています。
見た目ではどちらが上質な革か判断は出来ません。

縫い糸も異なりますね。
明らかに2585が一番太いです。次に801R,W105は一番細い糸が使われています。
このあたりの理由も知りたいです。
尚、どの靴も糸のチャンネルは掘られておりダイレクトに地面に接しないよう考慮されています。

ストームウェルト

ヒールカウンター側からの眺めです。
先ほどと靴の順番が逆になってしまいました。
左からW105,801R,2285です。
すぐに気がつくのがストームウエルトの違いです。
真ん中の801Rはストームウェルトがヒール前までですので後ろ姿がすっきりしています。
個人的には全周のストームウェルトが好みですが。

比較表

比較表を作ってみました。

801R W105 2235 2285
アッパー イタリア製カーフ 不明 不明 不明
アッパー仕上げ スムース シボ側 シボ側 シボ側
ソール 合成
ヒール 革積み上げ 革積み上げ ラバー ラバー
トップリフト ハーフラバー ラバー ラバー ラバー
ストームウエルト 半周 全周 半周 全周
ライニング
価格
(廃盤の物は
現代の価格に換算)
34000 40000 33000 25000

こうして見ると801Rがいかにお得か良くわかります。

最後に

やはり801Rはお買い得でした。
このような秀作のモデルが廃盤になり残念でなりません。
リーガルのウイングチップを探している方には是非手に入れていただきたいモデルです。
店頭在庫をみつけたら迷わず購入することをお勧めします。