ユニクロの3WAYビジネスバッグ☆エースビジネスリュックEVL-3.0を比較して
僕が通常利用するビジネスバッグは以前ご紹介したエースのEVL-3.0のリュックタイプ(No59511)ですが、ケースによりいくつか使い分けています。
今回はその中でも利用者の多いと思われるユニクロの3WAYバッグをエースのEVL-3.0と比較しながらご紹介します。
はじめに
3WAYのビジネスバッグとは、手提げタイプ、リュックタイプ、ショルダータイプの3種類の使い方が可能なバッグを指します。
ビジネスシーンでは客先訪問においては手提げもしくはショルダー、移動中は両手を空けるためリュックのような使い方ができます。
3WAYビジネスバッグの中でも特にユニクロの商品は3980円と他のブランドに比較して破格のためとても人気があります。
ユニクロはモデルチェンジも早く今回ご紹介する商品も既に新規商品が出ているようですが、参考にしてください。
詳細
サイズ/重さ比較
実際に手に取ってみるとエースと比較してユニクロのバッグは一回り大きく感じます。
しかし実際のサイズはエースの30×高さ:42×奥行き:13cmに比較し30×高さ:45×奥行き:12cmとほとんど同じです。
重量ですが、エースは約1200gに対してユニクロは約640gと半分ほどになります。
エースはしっかりしている分、少々重いようです。
生地の比較
エースのバリスティックナイロンに対しこちらはロビックナイロンを利用しています。
写真ではかなり太い原糸で編み込むがされているように見えるためエースのようなしっかり感を期待しますが実際にはかなりくたっとした感じです。
エースのように自立することとは期待出来ません。
無理に立たせた写真でくたっとした感じが伝わるでしょうか?
ロビックナイロン聞き慣れない言葉なので調べてみました。
どうやら韓国の化繊メーカーの商品のようです。
以下、同社の日本法人株式会社 暁星ジャパンのHPからの引用です。
韓国一のマーケットリーダーであるナイロン原糸事業部は、高級ランジェリーやスポーツウェアー、アウトドアー及び産業資材用原糸のトプロン(TOPLON)を基盤に、MIPAN fine & soft(マイクロ細デニール)、MIPAN aqua-X(冷感吸汗速乾糸)、MIPAN fit(遠赤外線糸)、MIPAN XF(N/P複合糸)、MIPAN rexy(扁平糸)、MIPAN corona(導電糸)、MIPAN glurex(ボンディング糸)、MIPAN robic(高強力糸)、MIPAN robicair(中空糸)など、多様な高機能性原糸を生産しています。また、世界で初めてマイクロファイバーを開発するなど、先端素材の開発にも注力しています。
特に、衣類用リサイクルナイロン「マイパン · リジェン(MIPAN regen)」を開発し、石油化学原料の消費を抑え、天然資源の保存やエネルギー及び温室効果ガスの排出量を低減させるなど環境を考えた多様な効果を上げたことで、オランダの認証機関CONTROLUNIONからGRS(Global Recycled Standard)の認証を獲得しました。出典:https://www.hyosung.co.jp/production/textilefield/nylon-polyester-fiber/
背負いベルトの格納
こちらはリュックタイプのエースとは大きく異なる機能になります
ユニクロバッグは3WAYのため、背面に格納出来るようになっています。
格納の仕方は簡単で肩ベルトの下のバックルを一旦外し、背当ての裏側に肩ベルトを押し込みます。
背当ての下から肩ベルトを引き出し、そこに先ほど外したバックルを再度接続し、亀が手足を引っ込めるように背当ての裏に収納します。
背負いベルトを格納せずに手提げとしてバッグを持つと、背負いベルトを引きずってしまうため格納は必須です。
このため手提げとリュックの素早い切り替えは出来ません。
ベルトの比較
エースと異なり表/裏とも同じ材質で作られています。
写真でもわかると思いますが背負いベルトの肉厚も異なりクッション材の容量は半分くらいです。
肩への優しさはエースの方が一枚も2枚も上手です。
また滑り止めの生地では無いため、背負った状態で歩行するとベルトが外側に逃げる感じがあります。
実際には肩から外れることはありませんので実用上は問題ないのですが。
ハンドルの比較
リュック状態で利用する時のハンドルの比較です。
クオリティの差は明確ですね。
手提ハンドル
手提げ用のハンドルはリュックで利用するハンドルと異なり、布製のカバーが付いているため持ちやすくなっています。
ショルダーベルト
残念なのはショルダーベルトです。
写真でわかるように肩パッドが何もありません。
少々柔らかい生地のため、長さ調整を行う部分がよじれてしまうことが度々あります。
またバッグ本体との接続がプラスチックのため、強度的に不安があります。
一番気になるのがショルダーベルトとバッグの接続場所がバッグの片側に寄っている点です。
このためショルダーでバッグを持つとバッグがとても型崩れします。
正直ショルダーベルトでこのバッグを持つ気にはなれません。
何でこのような設計にしたのでしょうか?
収納
目立たない作りになっていますが、バッグの外側に大型の収納が2つ付いてます。
片側はペン刺しと小物が入るポケットが内側に用意されています。
もう一方は何も無く広く使えるようになっています。
内張などは何もなく、外からの衝撃がダイレクトに伝わりますので、スマホなどは入れにくいかもしれません。
内側はPCが格納できるポケットが付いています。
エースに比較して薄いもののパッドが入っており外からの衝撃を吸収しようという意図は感じられます。
ただしエースのようにポケットを浮かせる機能が無いため、床に置くときにダイレクトにPCに衝撃が伝わってしまいます。
ユニクロのバッグでPCを移動する場合は衝撃吸収素材でできたケースにいれておいたほうが安心だと思われます。
最後に
かなり駄目出ししていますが、生地が柔らかく少々軽いため荷物が多いシーンでは活躍します。
先日も泊まりの出張の際は、エースでは無くこちらを利用しました。
生地が柔らかいのでジャケットなどを放り込むことも出来ます。
エースは形がしっかりしているためこのような使い方は向いていません。
本品はボストンバック的な使い方と言えばわかりやすいでしょうか?
ユニクロ製品は人気があるため街中で他のビジネスマンとかぶるかも知れませんが、泊まりがけの出張用に一つあると便利かと思います。
以上、ユニクロ3eayバッグのレビューでした。
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