特別展「三国志」@東京国立博物館 ☆三国志展 鑑賞レポート

2019年9月15日

三国志展

日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」が東京国立博物館で開催されています。
会期は2019年7月9日~9月16日まで。
三国志好きなので早速行ってきました。

夏休み期間なので平日とは言えそこそこ混んでいます。
切符売り場が駄目ですね。外国の方などは買い方が分からず一組でかなりの時間がかかっています。
サポート窓口などがあれば良いのではないでしょうか?

三国志展は左奥の平成館2Fで行われていますので、入館後すぐに2Fに向かいます。
2Fで音声ガイドを借りることが出来ます。
音声ガイドは吉川晃司がナビゲートするガイドと真・三國無双のバージョンがあります。
僕は吉川晃司版を借りましたが、真・三國無双ファンはそちらでも良いですね。
吉川晃司、渋くて良かったです。
本展示に限らず、音声ガイドは借りた方が良いです。何倍も展示会が楽しめます。
まだ借りたことが無い方は是非借りてみてください。

今回の展示会が斬新なところは館内の撮影がOKな点です。
皆さんスマートフォンでバシバシ撮影していました。展示会では異質ですね。
多分SNSにあげるのでしょう。
今回のブログもなるべく多くの写真で説明致します。
すべての展示をご紹介出来ませんので、気になった方は是非、展示会に足を伸ばしてください。

それでは展示会場に入って見ましょう。
(説明の関係で実際の展示順とは前後している部分もあります)

目次

追加内容

2019年8月25日

■プロローグ

  • 関羽像の画像を3枚追加(胸画像、右からの画像、左からの画像)
  • 故事時人物図追加

2019年8月31日

■プロローグ

  • 赤壁賦冊 追加
  • 後赤壁図巻 追加
  • 関帝廟の壁画 写真追加、一部見直し

2019年9月8日

■プロローグ

  • 関羽・張飛像 追加

2019年9月11日

■プロローグ

  • 趙雲像 追加
  • 三国故事図 追加

プロローグ資料終了

2019年9月15日

■曹操・劉備・孫権―英雄たちのルーツ

  • 会稽曹君喪躯 追加
  • 人物画像磚 追加
  • 玉装剣 追加

プロローグ 伝説の中の三国志

こちらは主に明/清時代の作品が展示されています。
すでに伝説となった彼らを後の世代の人々が描いています。

関羽像(青銅製 明時代15~16世紀)

本エリアのメイン、圧巻です。関羽好きは多いのでイチコロですね。
よく見る関羽よりすっきりしていて美男子です。まさに「美関羽」。

三国志展 関羽像
関羽像
三国志展 関羽像
関羽像
三国志展 関羽像
関羽像
三国志展 関羽
関羽像

孔明出山図

三顧の礼の結果、孔明が軍師として加わる場面が描かれています

三国志展
孔明出山図

故事人物図

三国志に関わる主題も手がけていた職業画家「仇英」作と言われている。
劉備が隠棲中の諸葛亮を訪れた三顧草廬の故事を描くという説もある。

三国志展
「仇英」作、三顧草廬

赤壁賦冊

■北宋時代の蘇軾(そしょく)の作。(ピンボケして済みません)

■張瑞図の行書

 

後赤壁図巻

明時代の文人・文微明(ぶんちょうめい)が書した「後赤壁賦」に陸治が図を補った。

 

 

関帝廟の壁画

関帝廟の堂内を彩った壁画。

■劉備拝謁す

■黄巾を大破す
劉備・張飛・関羽らが黄巾賊を破る場面

■関羽、程遠志を斬る
程遠志は黄巾賊の将。劉備率いる義勇軍と戦い関羽によって討ち取られます。
よく見ると程遠志の首が取れちゃってますね。( ・_・;)

三国志展

■張飛、督郵を鞭打つ
黄巾の乱での功績により劉備は県令に任命され善政を行っていました。
そこに現れた督郵(役人)が賄賂を要求します。激怒した張飛は督郵をボコボコにし劉備、関羽、張飛の3人はまた放浪の旅に出るのです。
実はボコボコにした張本人は劉備だったという説もあります。

三国志展

■曹操、覇橋で袍を進ず
曹操と関羽の別れのシーンです。
曹操の元を去る関羽を追いかけて覇陵橋で追いついた曹操より送られた袍を関羽は馬から下りず、青龍刀で受け取ります。
無礼と怒る部下たちをなだめ見送る曹操でした。
曹操は本当に関羽が好きだったのですね。

■関羽。兵書を読む

ピンボケすみません

関羽・張飛像

一時曹操に身を寄せていた関羽を裏切り者と誤解した張飛が誤解を謝っているシーンを再現。
写真右が関羽、怒ってますね~。
左が張飛、謝ってます

三国志展 張飛と関羽

三国志展 張飛

張飛のアップです。なんとも言えない愛嬌のある顔です。

三国志展 張飛
張飛のアップです

関羽です。美関羽と比べるとあまり美しくないです。
関羽の有名な赤ら顔も再現されています。

三国志展 関羽

趙雲像

長阪坡の戦いで趙雲が劉備の子「阿斗」を救出するシーンを再現。
趙雲の胸元から阿斗が見えますね。

三国故事図

18~19世紀の清時代に制作された。
三国志演義のうち12画面が描かれている。

①盤河の戦いにて趙雲が公孫瓚を救う

公孫瓚と袁紹の戦い「盤河の戦い」の一場面。
左の逃げているのが公孫瓚、右から追っているのが文醜。
公孫瓚があわやと言うとき助けに入ったのが趙雲です。
趙雲は公孫瓚の部下であったのですが、その後なぜか劉備と手と手を取り合うほどの仲になり最終的に劉備の部下になり長阪坡の戦いなどで大活躍します。

 

②呂布、鳳儀亭で貂蝉と逢い董卓を怒らせる

貂蝉の育ての親である王允の仕掛けたハニートラップに引っ掛かった呂布と董卓。
とかく男性は美貌の女性に弱いですね。
貂蝉とは本名では無くテンの毛皮のかぶり物の事、このかぶり物をかぶり宮廷に仕えた女性を指す言葉だそう。

③劉備に徐州を譲ろうとする陶謙

陶謙には二人の息子がいたから揉めますよね。どんなに馬鹿息子でも・・・。
差し詰め現代なら経営している会社と財産を赤の他人に譲るようなもんじゃないかな。

④官渡の戦いで袁紹に勝利した曹操は沮授を処刑する

軍師である沮授の献策はことごとく袁紹に入れられず結局袁紹は曹操に敗北します。
曹操は旧知の仲である沮授の能力を高く評価、自軍に迎え入れようとするが、袁紹への忠義のため拒み脱走を図り、曹操の部下に処刑されます。
袁紹より敵である曹操に高く評価された悲劇の武将でした。

⑤赤壁の戦いにて張允・蔡瑁を斬る曹操

赤壁の戦いの序盤、呉の周瑜の元に魏の蒋幹が曹操の命をうけて降伏を勧めに来ます。
周瑜はこれを逆手に一計を案じ、張允・蔡瑁が寝返ったように見せることに成功。
怒った曹操は二人を処刑してしまいます。あとから真実を知った曹操は・・・・
この話、実話では無く三国志演義の創作らしいです。

⑥呉の軍営で病臥する周瑜に火攻めを説く諸葛亮

赤壁の戦いにおいて、龐統の仕掛けた「連環計」により魏の水軍は船同士を鎖でつなぎ動けないようにしていました
その後、魏軍に偽の降伏で潜り込んだ黄蓋の「火計」により鎖でつないだ船団は大炎上、呉の大勝利につながります。
その陰には、風向きが悪く「火計」に消極的であった周瑜に東南の風が吹く事を説き作戦を成功させる諸葛亮がいました。

⑦曹操が西涼の馬超に追われる

「潼関の戦い」の1シーン。
馬超・韓遂の連合軍と曹操軍が潼関を挟んで対峙、曹操軍が渡河をした際、馬超により攻撃を受けた曹操は許褚らに守られながらなんとか渡河に成功。
その後、馬超と韓遂は「離間の計」により分裂、曹操軍の勝利となります。

⑧渭水にて曹操を追撃する馬超、許褚が馬の鞍で矢を防ぐ

先ほどと同じ「潼関の戦い」の1シーン。
渭水を渡河中の曹操を馬超が弓で攻撃します。

⑨功を争う黄忠と魏延

らく(各+隹)城責めの際、黄忠と魏延が先鋒を争うシーン。
結局、左右にわかれそれぞれ陣を持った。

⑩天水関にて諸葛亮に降伏する姜維

姜維は涼州天水郡冀県の出身。
元は魏の武将であり蜀と戦っていたが、諸葛亮の「離間の計」にかかり敗北。
以降は蜀の武将として活躍します。

⑪蜀軍の計略で包囲された司馬昭は、天に祈って甘泉を得る

司馬昭によって蜀は滅亡しました。

⑫丁奉は計略を用いて孫琳を斬る

丁奉は孫権の時代から仕える呉の武将。
謀反を企てた孫琳を丁奉は祭事に呼び出し殺害します。

 

 

 

曹操・劉備・孫権―英雄たちのルーツ

曹操・劉備・孫権のルーツをたどります。

権勢をふるった曹氏一族

曹操のの先祖は漢王朝の丞相であった曹参(そうしん)と伝えられています。
曹操の祖父である曹騰(そうとう)は宦官として権勢を振るい、その養子の曹嵩(そうすう)は大臣になっています。
曹嵩の息子である曹操はその財力や家系を背景に有力な武将をして名を上げ魏を建国します。

玉豚

玉製の豚。
貴人を葬るとき、死後の世界でも豚肉が食べられるようにとの願いを込めて手に握らせました。
本作が発見された墓は、曹操の父親である曹嵩と夫人が葬られたとする説が有力。

三国志展 玉豚
玉豚

会稽曹君喪躯(かいけいそうくんそうく)

「会稽群の長官であった曹様の墓」と刻まれている地下墓室のレンガ。
曹操登場以前から曹一族は有力な豪族であることを示す資料です。

会稽曹君喪躯
会稽曹君喪躯

人物画像磚(がぞうせん)

曹氏一族の墓から発見された磚(レンガ)。
髭を生やし冠を被った男性が見て取れます。
曹一族かもしれません。

人物画像磚
人物画像磚

拓本です。ピンボケしてしまいましたが人物像が分かりますか。

人物画像磚
人物画像磚 拓本。 

 

発掘された劉備の祖先

劉備の先祖は前漢の景帝の子・中山靖王劉勝と伝えられています。
劉備も後漢末に有力武将となり関羽・張飛を後には諸葛亮を配下に中国西南部に勢力を拡大し蜀を建国します。

玉装剣

中山靖王劉勝夫婦墓出土品。
この時代、刀は青銅製から鉄製に移行しつつあり本作は青銅製宝剣の最後を飾る。
本来美しく飾った宝剣であるが鞘は腐って無くなっていまい、鞘を飾る玉器のみ残っています。

玉装剣

玉装剣

玉装剣 玉器
玉器アップです
玉装剣 玉器
玉装剣 玉器アップです。ピンボケすみません

 

銅製で、婦人が座る敷物の4隅を押さえた。

三国志展

孫氏一族

貨客船

土製の貨客船。航路で勢力を拡大した呉らしい出土品。
上の二つと比べると、素朴な感じですね。

三国志展
貨客船

漢王朝の光と影

漢王朝の栄華から最後の皇帝献帝までを辿ります。

漢王朝の栄華

前後400年に及ぶ漢王朝は栄華を極め、その様は副葬品となって現代に伝えられる。

獅子

有力者の墓の傍らにあったと推測される。
「洛陽で造られた獅子」の銘文がある。

三国志展
獅子

黄巾の乱と董卓

太平道は政争や凶作にあえぐ民衆の心を捉え「蒼天末に死す、黄天まさにたつべし」を合い言葉に立ち上がった。
黄巾の乱である。黄巾の乱討伐で力を付けた董卓は洛陽に入り権力をほしいままにする。

儀仗俑

董卓の部下の可能性がある張将軍の副葬物。圧巻!。
ただし人が多く撮影には苦労します。

三国志展
儀仗俑
三国志展
儀仗俑

三国志展
儀仗俑

酒樽

同じく張将軍の副葬物。
軍閥将軍の栄華がうかがい知れる。

 

三国志展
酒樽

劉備旅立ちのまち

劉備はタク県で生まれ育ち、関羽、張飛と出会った。

多層灯

死後の世界を照らす土製の明かり。4つの部品を積み重ねている。

三国志展
多層灯
三国志展
多層灯

献帝 後漢のラストエンペラー

後漢の霊帝の死後、董卓に擁立されて9歳で即位した。
董卓亡き後は曹操の庇護をうけたが、曹操亡き後は曹丕により退位させられた。
退位後は、貴族として余生を過ごしたという。

五層穀倉楼

2階までは穀倉、3階以上は物見櫓。
屋根に鳥、庭には犬が置かれている。

三国志展
五層穀倉楼

四層穀倉楼

五層穀倉楼と異なり色彩がきれいに残っている。
庭には、犬に加え鶏や働く人々も加えられている。

三国志展
四層穀倉楼

三層穀倉楼

三国志展
三層穀倉楼

邸宅

三国志展
邸宅

魏・蜀・呉 三国の鼎立

後漢時代の末期に形作られた魏・蜀・呉の覇権争いは熾烈を極めた。
この章では著名な合戦にまつわる文物を紹介する。

大量の矢

船の戦いでは大量の矢が戦場を行き交ったという。
矢と言えば、三国志好きが真っ先に浮かぶのが赤壁の戦いではないだろうか?
この展示をみた瞬間、赤壁にタイムスリップする。

まずは攻撃側。
敵に向かって無数の矢を放ちます。

三国志展

三国志展
無数の矢が頭上をかすめます。攻撃側なら頼もしいでしょう。

次に受け手側として見てみます。
まさに「逃げろ!」ですね。

三国志展

三国志展
船に大量の矢が刺さっています。逃げるところなどあるのでしょうか?

 

漢から三国の武器

出土品から三国の武器を紹介する

魏 弩機

所謂ボウガン。展示品はトリガー部分。

三国志展
弩機

蜀 蛇矛

張飛の武器として有名。先が蛇の舌のように2つに分かれていることからこの名が付いた。

三国志展
蛇矛

 

ゲーム 真・三国無双の蛇矛模型が飾られていました。

三国志展
蛇矛模型

呉 武士俑

冑をつけた姿は三国時代の武装の一端を示すもので大変貴重。
お茶碗をかぶっているようでひょうきんですね。

三国志展
武士俑

亭軍山の戦い

中原から益州を狙う曹操と逆に中原を狙う劉備が219年定軍山で激突した。
結果、劉備が漢中を手に入れ三国時代が始まる。

撒菱

敵の行軍経路を予測して地面や水中にまいた。
今で言う所の地雷かな。

三国志展
撒菱

ハン城の戦い

ハン城を攻撃していた関羽に対し曹操と孫権は協力して対応、結果孫権配下の潘璋・朱然敗れ関羽は斬首された。

「偏将軍印章」金印

亀形のつまみが付く方形の金印。「偏将軍印章」の文字が刻まれている。
関羽が曹操に下り「偏将軍印章」を任じられた際もこのような印をもらったのだろうか。

三国志展
偏将軍印章
三国志展
偏将軍印章

諸葛亮の南征

劉備の死の2年後、諸葛亮は魏を攻める国力を養うため蜀の政権に従っていなかった四川省南部から雲南省にかけて南征を行い支配下においた。

武士出征像

姿形から「西南夷」としるされた人々を表す可能性もある。
蜀の南で反乱を起こし鎮圧された。

三国志展
武士出征像

石亭の戦い

呉は偽の投降で曹休をだまし、敵地深くの石亭まで引きずり込むことに成功、陸遜軍の奇襲により壊滅的なダメージを被る。

「曹休」印

三国志の登場人物の確かな印章はこれのみ。

三国志展
「曹休」印
三国志展
「曹休」印

合肥新城の戦い

曹操領のの南方、合肥をめぐり魏と呉が戦いを繰り広げた。
魏は付近の守りのため合肥新城を構築、再三にわたる呉の攻撃を退けた。

撞車頭

合肥新城から出土。
野戦で呉軍を蹴散らすため戦馬車の車軸の端に取り付けられたと推測。

三国志展
撞車頭

三国歴訪

魏・蜀・呉各地で出土する文物の文化の違いを感じる。

五龍硯

複雑な装飾をもつ石の硯。おそらく富裕層が使用。

三国志展
五龍硯

鎮墓俑

長い舌を胸まで垂らす。
超能力で邪気や盗賊から墓地を守る。

三国志展
鎮墓俑

銅鼓

祭祀儀礼などで使ったいた。

三国志展
銅鼓

曹操高陵と三国大墓

2008年より発掘が始まった曹操高陵の原寸大の墓室模型が展示されています。
もちろん中に入ることが出来ます。

曹操高陵

2008年から2009年にかけて河南省安陽市で発掘された西高穴2号墓は、所在地が古記録と同じ位置であることや
副葬品に「魏武王」と記した石碑があることから曹操高陵であることは確実とされている。

高陵模型

実物大の模型です。

三国志展
曹操高陵 説明図
三国志展
曹操高陵 説明図
三国志展
曹操高陵、突き当たり曹操の棺が置かれていたあたり

 

三国志展
先ほどの位置を少し離れた地点から
三国志展
壁はレンガのような質感が再現されています
三国志展
実物の内部写真です

石牌

曹操高陵の特定につながった。
「魏の武王愛用の虎をも倒す大戟」と刻まれている。

三国志展
石牌

曹操高陵から出土した白磁の陶器。

三国志展
罐、曹操高陵模型内にかざられていた物

画像石

曹操高陵から出土。石に彫刻が刻んである。
曹操高陵から見つかった画像石は粉々に砕けて床に落ちていた。
比較的大きな破片が展示されている。
写真は「コウ(にんべんに交わる)人」主君に近侍した美少年のこと

三国志展

画像石

曹丕と鮮卑頭

曹丕はすでに作り手が絶えていた「廓落帯」を欲し手紙をしたためて部下から拝借した。
「廓落帯」とは飾り帯のことで帯の先端に鮮卑頭と呼ばれる華やかな金具が付いていた。
西晋時代には白玉でも作成されていた。

金製獣文帯金具

「廓落帯」の先端に付ける鮮卑頭の一つ。
体躯をくねらせた瑞獣を配し細部は金粒や貴石象眼で飾られている。

三国志展
金製獣文帯金具

白玉獣文鮮卑頭

こちらも瑞獣が配されている。

三国志展
白玉獣文鮮卑頭

魏の曹植墓

曹植の文才は父曹操や兄曹丕を凌ぐほどであったが、曹丕との後継者争いに敗れ不遇の人生を送る。
ここでは曹植の墓の副葬品を展示する。

縁松石円盤・瑪瑙円盤

レンズ状に加工されていることから板状のものにはめ込んでいたと推定される。

三国志展
縁松石円盤・瑪瑙円盤

「薬甘」と押印されている。

三国志展

蜀の大型墓

墓門

一部の大型墓では地下の墓室と墓道との間に墓門をもうけた。

三国志展
墓門

揺銭樹台座

揺銭樹という金のなる木を差し込む台座

三国志展
揺銭樹台座

呉の大型墓

人面文瓦

ちょうど「ローマの休日」をみた直後だったので、映画の中で出てくる「真実の口」似ていると思ってしまいました。

三国志展
人面文瓦

 

虎形棺座

棺を置くための石製の台座。

三国志展
虎形棺座

■エピローグ

三国時代の終焉。
最後に天下を収めたのは魏でも蜀でも呉でも無く、魏の武将司馬一族が興した西晋王朝だった。

晋平呉天下太平

「晋が呉を平らげ、天下太平となった」と記されている。
まさに三国志の終わりを告げる言葉です。

晋平呉天下太平

 

蝉文冠飾

王義之ゆかりの墓から出土。天子や重臣のしるし。

蝉文冠飾

NHK「人形三国志」とのコラボレーション

川本喜八郎氏が制作した人形が展示されています。
残念ながら僕は見ていませんが、とてもよく出来た人形です。

曹操

曹操

 

劉備

劉備

孫権

孫権

献帝

献帝

曹丕

曹丕

孔明

孔明

 

孟獲

孟獲

甘寧

甘寧

曹植

曹植

 

■横山光輝「三国志」コラボ!
横山光輝の漫画「三国志」の原画が展示されています。

 

まとめ

とても良かったです。三国志好き、中国史好きの方は満足出来ると思います。
本ブログ書くために、見直していますがまた行きたくなってしまいました。

さて見学ですがすべての所要時間は約3時間です。空いていれば2時間位かと。
トーハクの常設展も見ることが出来ますので時間に余裕をもって言ってください。

本展は撮影が許可(フラッシュ禁止)されています。
僕は700枚ほど撮影しました。バッテリ、メモリは余裕を持って。

お付き合いありがとうございました。参考になりましたでしょうか?
まだ行かれてない方は是非、足を伸ばしてみてください。

展示会

Posted by kaze