/*THK Analytics用解析タグ*/

梅雨の革靴お手入れ

2020年7月28日

 

今年2020年はまれに見る長雨の梅雨になりました。
皆様、革靴の梅雨対策はどのようにしていまか?
気を緩めると大切な革靴が「カビまみれ」なんてことにも。

本記事では梅雨に革靴とカビ対策についてお話をしようと思います。

【本記事でわかること】

・雨用におすすめの革靴

・雨天に使用した革靴のお手入れ方法

・革靴の保管方法

革靴の選定

Right Caption

ツマゾー

雨の日は古い革靴を履いて行って。
Left Caption

マツゾー

それが一番良くないのだよ。

このような記事は最初にお手入れ方法について書いてあることが多いのですが、僕は靴選びが最重要だと考えています。
古くなった革靴を雨用にする方も多いと思いますがこれは間違いです。
古くなると履き皺部分からの水の染みこみがありどうしても靴内部がぬれやすくなります。
そうなると靴も乾きにくくなりさらに靴を傷めてしまいます。
また古い靴で愛情も減ってくるとさらにメンテナンスの回数が減り傷みやすくなるという悪循環に。

雨用には古い靴では無く新品の防水の革靴を用意しましょう。少なくとも2足は。

Left Caption

マツゾー

僕は雨用に革製、クラリーノ製を各1足、それにブーツを1足準備しています。

おすすめの雨用革靴

Right Caption

ツマゾー

おすすめの革靴を教えて。
高いのはダメよ。
Left Caption

マツゾー

了解。
比較的リーズナブルでおすすめの商品をピックアップします。

 

Texy Luxe


アシックスの関連会社「アシックス商事」が販売するビジネスシューズブランド。
とても軽くまるでスニーカーのようです。そのため革靴初心者にもお勧め。
価格も1万円程度ですので複数そろえても普通の革靴1足分です。
その中でも防水シリーズは雨用として僕も利用しています。

 リーガル ゴアテックス

ビジネスシューズの定番、リーガルの雨用革靴です。
ゴアテックスは防水性と透湿性を備えたファブリック、つまり雨は通さないが水蒸気は通す素材。
このためレインウエアなどによく使われています。
ところが靴にゴアテックスを採用した場合、ソール部分が靴底で覆われているため
一番汗をかく足裏から水分を発散出来ないという難点がありました。
ゴアテックスサラウンドは靴底からも水分を発散出来るような構造にした靴になります。

リーガル2504

防水靴ではありませんが、ガラスレザー靴もおすすめです。
ガラスレザーは革の表面にコーティングが施されているため比較的雨に強い革になります。
中でも以前ご紹介したリーガル2504はグッドイヤーウェルテッド製法でしっかり作られており、晴雨兼用として申し分ありません。
またプレーントウで装飾も無いためたとえ雨で汚れてもお手入れも簡単でおすすめです。
但しグッドイヤーウェルテッド製法のため靴底からの水の侵入には弱い構造です。
水たまりが出来るような雨の日は避けた方が良いでしょう。

ぼくの場合、霧雨程度の雨で天気が快方に向かっている場合は、ガラスレーザーの靴を使用する頻度が高くなります。

革靴の雨天お手入れ

Left Caption

マツゾー

雨の日に履いた靴のお手入れ方法をご紹介します。
先ほどご紹介したテクシーリュクスのお手入れ実践です。

雨の中を歩いたため表面や隙間に汚れがこびりついています。
この汚れを綺麗にした後は、普通の革靴と同様のお手入れで良いでしょう。
尚、防水タイプは靴の中まで濡れることはありませんので新聞などを入れる必要は全くありません。

それでは僕のお手入れ方法をご紹介します。

水分取り

帰宅直前まで雨が降っていた場合、靴がぬれていますので軽くタオルなどで水分を拭き取ります。
小石などが表面に付いていると傷が付いてしまうので強くこすらずにタオルを当てる程度にしましょう。

僕は使い捨てのタオルを利用しています。
おすすめの使い捨てタオルはスコットのショップタオル。
55枚の10ロールが4000円弱ですので1枚当たり10円以下。
丈夫で水分の吸収も高いのでおすすめ。

このタイミングで靴紐も外します。
雨の中を歩いた靴紐もぬれていますので同様にタオルで湿気をとり干しておきます。

靴底の汚れ取り

雨の中を歩くので靴底はかなり汚れています。
特に雨用の靴は革底と異なり滑り止めの加工がされています。
この中に小石が詰まっていると思いますので、靴底用ブラシですべて掻き出します。
ブラシで取れない小石は楊枝などを利用して取り去ります。
尚ここでは、靴の中に手をいれて作業するためまだシューツリーは入れません。

最後に靴底とコバをぬれたタオルで仕上げます。
靴底を拭くので先ほどの使い捨てタオルを使用します。

 

おすすめの靴底用ブラシ(タピール シュムッツブラシ)です。
普通のタワシと比較し毛足が長いので底の滑り止め内部まで汚れを掻き出しやすくなっています。

これで靴底のお手入れは終了、いよいよアッパーに取りかかります。

ブラッシング

靴のお手入れの際は必ずシューツリーを入れます。
シワが伸びて作業がしやすくなります。

ブラッシングで汚れをすべて取り去りましょう。
靴紐をすべて外した後、コバ部分から作業を始めます。

コバの隙間に汚れが入り込んでいますのでブラシでしっかり落とします。
コバ部分の汚れは砂など傷が付きやすい成分が含まれていますので、靴本体のブラシとは別に用意して下さい。

コバ専用の汚れ落としブラシも販売されていますが、歯ブラシでも代用可能です。
また少し小さめの豚毛ブラシでも良いと思います。
あとはいつも通りブラッシングします。
使用するブラシは大きめの馬毛ブラシ。
雨の後は羽根の内側も丁寧に。

リムーバーを使った汚れ落とし

大抵はこれまでの課程で汚れが落ちていると思いますが、まだ取れない場合リムーバーを利用します。
リムーバーを少量タオルにとり汚れを落としていきます。
2回ほど繰り返して汚れを落とします。
汚れが移らないように注意して下さい。
この際も使い捨てタオルが便利です。

僕が利用しているクリーナーはモゥブレイのステインリムーバー。
容量300mlがコストパフォーマンスが良くおすすめです。

クリーム

靴クリームで革に潤いを与えます。
塗りすぎると後の拭き取りが大変になりますので薄く塗りましょう。
布に取ると付けすぎる傾向になりますのでペネトレイトブラシの利用をお勧めします。
指で塗る方もいますが細かいところ荷も塗り込めますのでペネトレイトブラシが良いと思います。
革の状態によっては事前にデリケートクリームを使い水分を与えます。

 

 

ブラッシング&拭き上げ

クリームを綺麗に伸ばすためブラッシングを行います。
ここで利用するブラシは汚れ落としのブラシとは別の仕上げブラシを用意します。
大きく動かしながら全体に靴クリームを伸ばして下さい。
最後にクロスを利用して余分なクリームを拭き取ります。

 

撥水スプレー

雨用の靴は最後に撥水スプレーを使用します。
革への汚れ付着を少しでも減らす効果があります
靴に直接吹きかけると言うより、スプレーの中をくぐらせるように使用して下さい。
利用は屋外で。

革靴カビ対策の為の保管方法

下駄箱に革靴をしまっているとあっという間にかびてしまいます。
以前もご紹介しましたが、おすすめはスチールラック。
ホコリを避ける為、不織布の袋にいれて保管します。

こちらは僕が利用しているもの。
丁度片足が入るサイズです。

 

最後に

梅雨の革靴対策いかがでいたか。
梅雨に限らず上記の方法でお手入れ、保管することで大切な革靴の汚れやカビを防ぐことが出来ます。
それほど面倒ではありませんので是非実践してみて下さい。


 

, 靴関連

Posted by kaze