Garmin Instinct Eをウインドサーフィンで使う|足りない機能は自分で作ってみた

garmin instinct EとwindsurfeE

ウインドサーフィンをしていると、気になるのが自分のスピードです。
「今の走り、結構速かったんじゃない?」
と思っても、感覚だけでは実際に何km/h出ていたのか分かりません。
そこで以前から気になっていたのが、GPSを搭載したGarmin(ガーミン)のスマートウォッチです。
Garminなら腕時計だけで速度や走行距離を記録でき、セーリングが終わったあとにも記録を確認できます。
ただし、GarminのInstinctシリーズを調べてみると結構高い。
そんな中で見つけたのが Garmin Instinct E でした。
価格改定によってかなり安くなっており、上位モデルと比べるとほぼ半額。
「これならウインドサーフィン用GPSとして狙い目では?」
と思ったのですが、一つ大きな問題がありました。

Instinct Eには、標準のウインドサーフィンアクティビティがありません。

さて、どうするか。
GPSもある。100m防水もある。
足りないのはソフトウェアです。
それなら自分で作ってしまおう。

ということでInstinct Eを購入し、最終的にはウインドサーフィン用GPSアプリまで作ってしまいました。
今回はGarmin Instinct E 45mmを実際に購入して、ウインドサーフィンで使ってみた感想を紹介します。

目次

Garmin Instinctシリーズは魅力的、でも高い

ウインドサーフィン用GPSウォッチとして考えたとき、GarminのInstinctシリーズは魅力的です。

私が欲しかったのは、それほど複雑なものではありません。

– 海で安心して使える
– GPSで速度を測れる
– 走りながら腕時計で速度を確認できる
– 最高速度を確認できる
– セーリング後に走行記録を残せる

このあたりができれば十分です。
スマートフォンでもGPSログは取れますが、ウインドサーフィン中にスマートフォンの画面を見るわけにはいきません。
腕時計なら走りながら確認できます。

問題は価格でした。

価格改定されたInstinct Eがかなり安い

instinct E ケース込み画像

そこで目を付けたのが Instinct E です。

現在の価格は34,800円(税込)。(2026年9月現在)

一方、Instinct 3 Dual Power 45mmは71,800円(税込)です。

単純に比較すると、Instinct Eはほぼ半額です。

もちろん機能には違いがありますから、単純に「安い方がお得」という話ではありません。
しかし私が欲しいのは、主にGPS、防水性能、速度表示、アクティビティの記録です。
Instinct EにはGPSがあり、防水等級は10 ATM(100m防水)。

ハードウェアだけを見ると、
「ウインドサーフィン用なら、これで十分じゃない?」
と思いました。

ところがウインドサーフィンモードがない

購入候補として詳しく調べていくと、問題が見つかりました。
Instinct Eには標準のウインドサーフィンアクティビティがありません。

SUP、カヤックなどのアクティビティは用意されていますが、ウインドサーフィンはありません。
GPSもある。100m防水もある。海で使える。

なのに、私が一番使いたいウインドサーフィンのモードがない。
標準機能だけで考えれば、私はInstinct Eをウインドサーフィン用として選びにくいと判断しました。
上位モデルを買うことも考えられます。
しかし、ここで別のことに気付きました。

Garminには Connect IQ があります。

ウインドサーフィンモードがないなら作ればいい

Connect IQは、Garminの対応機種にアプリなどを追加できる仕組みです。
そして調べてみると、自分でプログラムを作るための開発環境もGarminから提供されています。
だったら話は変わります。
Instinct EにはGPSも100m防水もある。
足りないのは、私が欲しいウインドサーフィン用のソフトウェアです。

「それなら自分で作ればいい」

ということで、Instinct E 45mmを購入しました。

実際に作ったのが「WindsurfE」

windsufE speed表示画面

※シミュレータ画面

 

実際にInstinct Eを使いながら作ったのが、ウインドサーフィン用GPSアプリ WindsurfE です。
目的は非常に単純です。
ウインドサーフィン中に知りたい情報を、できるだけ見やすく表示すること。
特に現在速度は、走りながら一瞬で確認できるよう大きく表示しました。
GPSを捕捉したら計測を開始し、セーリング中は速度などを確認できます。
終了後はアクティビティとして保存します。
もちろんジャイブごとに最高速を取り直すラン機能も搭載しました。

※WindsurfE RUN画面(Garmin Connect IQ Simulator)

保存した記録はGarmin Connectへ同期できるので、海から上がったあとに走行記録を確認することもできます。

自分が実際にウインドサーフィンで使うために作ったので、必要以上に機能を増やさず、海上で使いやすいことを優先しています。

WindsurfEはGarmin Connect IQ Storeで無料公開

最初は自分で使うためだけに作っていました。
しかし、Instinct Eを持っている人なら、同じようにウインドサーフィンモードがないことで困る人がいるかもしれません。
そこでWindsurfEを Garmin Connect IQ Storeで無料公開しました。

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Instinct Eをウインドサーフィンで使ってみたい方は、よければ使ってみてください。
私自身も実際に使いながら改善していく予定です。

Garminのアプリは自分でも作れる

今回もう一つ面白かったのが、Garminのアプリを自分で作れたことです。
WindsurfEはGarminが提供しているConnect IQ SDKを使って開発しました。
この記事ではInstinct Eの商品レビューを中心にしていますので、プログラムの作り方まで書くとかなり話がそれてしまいます。
そこで開発については、技術系のサイト「chiegra」で別記事として紹介予定です

Instinct E+WindsurfEという選択

Instinct Eには標準のウインドサーフィンアクティビティがありません。
ここだけを見ると、ウインドサーフィン用Garminとしては選びにくい機種です。
しかしハードウェアを見ると、GPSがあり、10 ATM(100m防水)に対応しています。
そして現在34,800円。(2026年9月現在)
Instinct 3 Dual Power 45mmの71,800円と比較すると、ほぼ半額です。
私の場合は、
価格改定で安くなったInstinct Eを購入して、足りないウインドサーフィン機能は自分で作る。
という選択になりました。
その結果できたWindsurfEは、自分だけでなく誰でも使えるようGarmin Connect IQ Storeで無料公開しています。
ウインドサーフィン用としてInstinct Eが気になっている方は、Instinct E+WindsurfEという組み合わせも試してみてください。

 

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