オリエント バンビーノ(SAC00009N0)☆古い時計好きの僕にも満足の一品でした
古い腕時計が好きで何本か持っているのですが、夏場や雨の日など気を遣うことも多く気楽に使える現代の時計を探していました。
特にアマゾンでも高評価のオリエントバンビーノは以前から気になっていました。
なかなか購入に踏み切れなかったのですが、プライムデーでお安くなっていたので購入しました。
僕はあまり高い時計は所有していませんが、一般的な時計好きの視点でレビュ-してきます。
■更新履歴
2019.11.09 ベルトを交換しました。
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オリエント
あまり知られていないのが残念ですが、老舗の時計メーカーです。
前身の東洋時計製作所は1920年、恐れを受け継いだオリエント時計(当時の社名は多摩計器)は1950年の創業です。
世界でも数少ないまにマニュファクチュール(時計のムーブメントを自社一貫製造するメーカを示す)です。
現在はセイコーエプソンに吸収されセイコーエプソンの一ブランドとなってしまいましたが、現在でも独自の商品展開をしており海外で高い評価を得ています。
バンビーノ
オリエントが海外展開する低価格の自動巻き時計です。
海外向けの低価格帯の自動巻きとしてはセイコー5が有名ですがこちらは手巻き機能およびハック機能もついています。
生産国ですがセイコー5は一部を除きほぼ海外生産ですが、バンビーノは国内生産となっています。
僕の購入したバンビーノはSAC00008W0です。
オリエントの北米サイトを見ると、同じモデルが見つかります。バンビーノのV2です。
ケースは40.5mm、ちょっと大きめですね。
ムーブメントはF6724、自動巻き(手巻き、ハック機能付き)、パワーリザーブは40時間です。
風防はミネラルガラス、30m防水となっています。
ちなみにオリエントのグローバルサイトではバンビーノシリーズは無くメカニカルクラシックとなっていました。
詳しくはこちら。
低価格モデルにあるような貧相な箱では無く立派な箱に入っています。
枕も大きくしっかりしています。
国内のホームページに載っていない海外モデルということで心配したのですが、保証は日本対応していました。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_nakami1.jpg)
第一印象です。
一瞬、古い時計と見間違える雰囲気があり好印象です。
それでは詳細に見てみましょう。
最初に目に付くのがクリーム色の文字盤です。この色のためレトロな雰囲気が出ているのでしょう。
デイト付きですが縁なしで主張していないのでレトロな雰囲気が壊れません。
タマネギ型のリューズもレトロ感に一躍をになっています。
インデックスはローマ数字になっていて、印刷では無く植字となっています。
印刷とくらべ高級感が出ます。
針のブルーが良いアクセントになっています。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_mojiban_up2.jpg)
風防はドーム風防です。この機種の最大の魅力の一つですね。
ミネラルガラスなので傷に弱いと言う意見もありますが、古い時計はプラスチックですからね。
それから比べれば十分丈夫かと。
リューズはさすがに刻印はありません。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_yoko.jpg)
背面です。
残念ながらスケルトンではありませんが、それほど高級でも無い機械を無理に見せる必要も無いと思います。
Made in Japanの刻印がしっかり入っています。Epsonの文字も見ることが出来ます。
シールで隠れていますが中央にはオリエントのマークがあります。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_japan.jpg)
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_epson.jpg)
バンドのバックルです。
オリエントの刻印がしっかり入っています。
こういう所の手抜きが無いのがいいですね。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_backe.jpg)
ベルトは皆さんおっしゃるように少し堅いかも知れません。ただ使用しているとなじんでくると思いますが。
ベルトはワニの型押しですね。参考に本物のワニ皮(アリゲータ)のベルトと並べてみます。
皆さん違いが分かりますか?
もちろんよく見ればわかると思いますが、人の時計のベルトなんてじっくり見ませんよね。
そんなわけでこのベルト、十分だと思います。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_belt_hikaku.jpg)
ベルト幅ですが少し太めの21mmです。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_belt_ura.jpg)
重さは67gです。革ベルトなので軽いです。
本物のアンティークと並べて
そのうちご紹介しようと思っているセイコーのマーベル1957年製と並べてみます。
大分マーベルの方が小さいですね。
実際アンティーク時計のサイズはこのくらいです。
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_narabe.jpg)
ノギスでざっくりサイズを見てみます。5mmほど違います。
わずか5mmですが大分印象は変わりますね。
![セイコーマーベル](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_marvel_size.jpg)
![オリエント バンビーノ](https://yoimonologue.com/wp-content/uploads/2019/07/0021_banb_size.jpg)
最後に腕に付けた状態で比較してみます。
写真では分かりませんが、マーベルが引っ込み思案なのに対しバンビーノは自己主張が強い子です。
まとめ
購入して大満足です。一気にオリエントが好きになってしまいました。
ベルトに関しても問題ないと思いますが、趣味なので多分違うベルトに変更する気がします。
バックルもDバックルが好きなので。交換したらまた報告します。
オリエントのバンビーノシリーズはほかにも色々なバリエーションがあります。
実は他のモデルも同時に購入していますので別の機会にでもご報告します。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
2019.11.09 ベルトを交換しました
Dバックルが使いやすいのと雰囲気を変えるためベルトを交換しました。
ベルトは信頼している松重商店のものを選びました。
盤面がアンティークなのでベルトは少しモダンに遊んでみました。紺に白いステッチがアクセントになっています。
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