オカムラ コンテッサ レビュー☆アーロンチェアと悩んでいる方に

2019年11月7日

前回に引き続きオフィスチェアです。
今回ご紹介するのはオカムラの誇るコンテッサチェアです。

下の写真は自宅のオフィスチェアを並べたものです。
左よりオカムラフィーゴ、アーロンチェア、オカムラバロン、オカムラコンテッサです。
一目でサイズの違いが分かりますね。

コンテッサチェアとは

1994年、ハーマンミラー社によるメッシュ素材の高機能チェアアーロンチェアが発売され瞬く間にヒット商品となりました。

国内の総合オフィスメーカーであるオカムラ(当時は岡村製作所)はアーロンチェアに対抗すべく世界的な工業デザイナーであるジウジアーロによるデザインのコンテッサ(伯爵夫人)を発売します。
アーロンチェア同様、メッシュ素材の高機能チェアで流麗なフレームと多色展開が特徴となっています。
デザインの美しさから国内ではグッドデザイン賞をはじめ海外ではErgonomics Excellence Award、IDEA(Industrial Design Excellence Awards)プログラムを受賞しています。
個人的な意見ですが、背面からの美しさは特筆モノです。

コンテッサ

コンテッサとコンテッサⅡ(セコンダ)のちがい

オカムラは2016年11月、コンテッサの後継モデルとなるコンテッサⅡ(セコンダ)を発表しました。発売は2017年です。
アーロンチェアで言うと、クラシックとリマスタードのような関係です。
ただしこちらはアーロンチェアほど違いがわかりません。
コンテッサを保有している僕が見分けが付かないほどですので、ほぼ同じと言って良いでしょう。

コンテッサ セコンダ

以下カタログで調べた違いになります。(残念ながら当方はコンテッサⅡを持ち合わせておりません)

①フレーム
見た目ではほとんど分かりませんが、フレームが薄くなり強度がアップしたそうです。

②アーム
4Dアームと呼ばれるアームとなり前後・左右にも移動できるようになりました。
アームの高さ調整はボタンを押してから調整する方式に変更されました。
コンテッサを使っている方は分かると思うのですが、最も高い位置にアームをセットしている時に
間違ってアームを持ち上げるとアームが最下段に下がってしまうことがよくあります。
そもそもコンテッサの方式では最上段にアームをセットするのが難しいため、かなりイライラします。
コンテッサⅡではボタンを押しながらアームを操作するためこの問題は起きにくくなったようです。

③ランバーサポート
コンテッサでは標準だったランバーサポートはオプションとなりました。
また前後調整ダイヤルも廃されています。
この変更は残念ですね。

④メッシュ素材
耐久性がアップした上に素材が柔らかくなり快適性が向上したそうです。

アーロンチェアとの比較・デザイン編

アーロンチェア

アーロンチェアも悪く無いと思いますが、個人的にはコンテッサのほうが好きですね。
特にポリッシュフレームのバックからの眺めは美しいと思います。さすがジウジアーロですね。
僕は黒のフレームを購入してしまいましたが、ポリッシュをおすすめします。

カラーバリエーションの豊富さでもコンテッサはアーロンチェアを圧倒しています。
アーロンチェアでは2色*メッシュの3パターンで6種類の組み合わせ、最新のアーロンチェアリマスタードは3色となっています。
色も黒、グレー、薄いグレーでオフィスでの利用を前提としています。
一方、コンテッサは黒系はもとよりグリーン系、オレンジ系など全12色があり自宅の雰囲気に合わせて購入が可能となっています。

アーロンチェアとの比較・機能編

前回も書きましたがアーロンチェアは基本的に前傾での仕事をサポートする椅子です。
一方、コンテッサは後傾での作業に向いています。
従ってコンテッサを購入する場合は、是非ヘッドレストも購入してください。(自分はヘッドレスト無しを購入してしまい後悔しています)
後傾サポートするためでしょうか、特徴として背もたれの角度固定があります。
アーロンチェアと異なり好みの位置(5段階)で固定されますので、背もたれに押し返されること無く好みの後傾姿勢で作業することが出来ます。
アーロンチェアは背もたれの角度が固定されず押し返されるため、なんとなく自然に前傾姿勢となってしまいます。
この角度調整が肘掛けに付いているレバーで簡単に行えることもコンテッサの特徴です。
よく利用する機能ですので姿勢を変えずに変更出来るため結構便利です。
同様に右の肘掛けには高さ調整の機能が割り当てられています。

リクライニングの堅さ調整に関して、アーロンチェアは調整ノブが100回転以上回りますのでかなり細かな調整が可能です。
一方コンテッサは4段階です。個人的には4段階で十分な気もします。

ランバーサポートに関してはアーロンチェアの前後調整に対して、前後および上下に稼働します。
アーロンチェアのサポート位置が少し低すぎる気がするのですがコンテッサは丁度良い位置にセット出来ます。
こちらについてはコンテッサが上でしょう。

もう一つアーロンチェアと比較して異なる機能があります。
それは座面の前後調整機能です。
これはおそらくアーロンチェアが3サイズ用意されいるがコンテッサは1サイズだからと思われます。
一番深く腰掛けた状態がベストなポジションだと思いますが、体型により膝の内側が座面に当たることがあります。
この場合、座面の位置を移動させベストポジションを探る事が出来ます。

座面がメッシュだけで無くクッション素材が選択出来るのもコンテッサの利点かも知れません。
企業内で利用するオフィスチェアはクッション素材がメインですので自宅で利用する場合、クッション素材のほうが違和感が無いと思います。

一方大いに気に入らないのが肘掛けです。
特に高さ調整には大いに問題があります。
高さ調整は上に持ち上げると、カチカチとロックされ最上段まで行くとロックが外れ最下段に戻る仕組みとなっています。
このため高い方向への調整が難しく行き過ぎてロックが外れ最下段行きがよく発生します。これは相当イライラします。
また上下左右へのガタがアーロンチェアに比較して大きいのも気になるところです。

アーロンチェアとの比較・官能編

座って最初に感じることは座面の張り(堅さ)の違いです。
アーロンチェアに比較しコンテッサのほうが太もも先端への圧力が軟らかく感じます。
この違いは面先端のクッションによるものがあるかも知れません。
アーロンチェアでは座面先端にあるバナナクッションが強く押し込まれそれにより張りを出しています。
一方コンテッサーでは写真のように独立したプラスチック板にクッション材が貼り付けられておりこちらでサポートしています。
このため体重がクッションだけで無くプラスチックの板にも分散され圧力が柔らかくなっているのでしょう。
写真は座面クッションを下側からのぞいたところ。写真の下側(芝接触している面)が座面の先端。

コンテッサの座面先端クッション
コンテッサの座面先端クッション

アーロンチェアの座面先端のバナナクッションの位置。(画像ではバナナクッションは除かれています)
体重を受けたクッションは座面フレームのみで支えられているため、クッションの柔軟性のみで体重を受けている。

 

全体にゆったりと造られており後傾サポートのおかげもありくつろげるのはのコンテッサですね。
PCで映画をみたり音楽をゆったり聞くことも出来ます。
一方アーロンチェアはそのような使い方には向いていません。
ただし、書類に手作業で記入したり、細かな作業をでは前傾が便利かなと思います。

最後に

つい最近、アーロンチェアを購入しましたがコンテッサチェアはすでに何年も使用してます。
もちろん現在もコンテッサチェアは現役で利用中です。
双方良い椅子ですので、どちらを選んでも間違いは無いと思います。
出来ることなら2つ購入して違いを楽しんでほしいですね。

以上、コンテッサチェアのご紹介でした。

雑貨

Posted by kaze