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オカムラ バロンチェアはコストパフォーマンスに優れた高機能チェア、ヘッドレスト付きがおすすめ!

2020年11月7日

前回のコンテッサに続き高機能チェアです。
今回はコンテッサの弟分にあたるバロンです。
コンテッサの伯爵夫人に対しバロンは男爵の意味です。

下の写真は自宅のオフィスチェアを並べたものです。
左よりオカムラフィーゴ、アーロンチェア、オカムラバロン、オカムラコンテッサです。
右のコンテッサと比較してバロンがスリムデザインなのが分かりますね。

バロンチェアとは

バロン

コンテッサと同様に世界的なデザイナーであるジウジアーロのデザインです。
こちらもメッシュ素材となっています。
カラーバリエーションもコンテッサ同様に12色となっています
弟分ではありますが、アーロンチェアに対するアーロンチェアライト版と異なり廉価版というイメージはありません。
アーロンチェアではフルスペック版とライト版とでデザインが同じで見分けがつきませんが、コンテッサとバロンチェアでは雰囲気は似ているものの、はっきり異なるデザインです。
さすがジウジアーロですね。
ちなみにアーロンチェアはライト版はおすすめしません。販売店の店員さんもライト版は会議室などの利用を考えたモデルと言っていました。
さてバロンはどうでしょうか?

コンテッサとの比較・デザイン編

全体の雰囲気はコンテッサと似ていますが異なるデザインです。
一番わかりやすいのは、背もたれ上部のデザインです。バロンは下方向に丸く中央が下がるのに対しコンテッサは中央が上に盛り上がる形になっています。
これはバロンはリリース時から大型のバックレストが用意されていたのに対しコンテッサは小型のバックレストしか用意されていなかったためと思われます。
従ってバロンはではバックレストを付けない状態ではデザインが完成されていない印象を受けてしまいます。

先ほどのコンテッサの写真でもわかるようにバックレストのフレームは黒になります。
従ってデザイン面ではアーロンチェアやコンテッサほどポリッシュの優位性は無いかも知れません。

先にも書きましたようにカラーバリエーションも、上位モデルのコンテッサ同様12色展開です。

並べてみるとわかりますが、少々バロンの方がスリムです。
後ほどご説明しますが、この関係で座り心地も異なります。

コンテッサとの比較・機能編

コンテッサの項でもご説明したように、コンテッサは基本的に後傾で作業に向いています。
今回ご紹介するバロンもコンテッサ同様、後傾タイプの椅子となります。
コンテッサではヘッドレスト無しの購入で少々後悔していましたので、バロンチェアではヘッドレスト付きを購入しています。
作業中にヘッドレストを使うことはありませんが、ちょっと休憩する際や考え事をする際にヘッドレストがあるとかなり楽です。
購入する際はヘッドレスト付きをおすすめします。

背もたれはコンテッサ同様にリクライニング状態でロックが出来ます。
コンテッサは肘掛けに調整のギミックが組み込まれていましたが、バロンは通常のオフィスチェアのように座席下のレバーで調整します。
しかしコンテッサの5段階調整に比較し無段階調整が可能です。
リクライニングの堅さについてもコンテッサの4段階に対し無段階です。
この辺の調整幅の広さからコンテッサよりバロンを支持する人がいるかも知れません。

ランバーサポートについてはコンテッサの圧勝です。
まずバロンチェアではオプション扱いですがコンテッサは標準装備です。
調整もバロンの上下のみに対しコンテッサは上下と前後の調整が出来ます。
材質もバロンでは少し柔らかめの樹脂ですがコンテッサでは分厚いクッションが用いられています。
このためランバーサポートの感触はコンテッサですね。
尚、コンテッサⅡではランバーサポートはオプションとなり、前後調整ダイヤルも廃されました。

肘掛けの材質はコンテッサに比較し少し固めですね。
これについてもコンテッサの方が好きですね。

肘掛けの高さ調整に関しては、コンテッサの悪いところをそのまま引き継いでしました。
即ち上方向に持ち上げるとラッチで固定され最上段まで行くと、ロック解除し最下段に戻るという仕組みです。
この仕様は好きになれません。

コンテッサとの比較・官能編

座り心地はバロンに比べて少々固めです。
イメージとしては堅い順にアーロンチェア→バロン→コンテッサとなります。
バロンとコンテッサはメッシュの素材は同じだと思われますので、張りの強さは座面の幅と座面先端のサポートの違いかと思われます。
座面の沈み込みについては幅が広いコンテッサの方が大きいため柔らかい感じがするのでしょう。
座面先端のサポートについては、コンテッサの回でも紹介したようにコンテッサはクッション+独立したプラスチック板で圧力を分散する構造となっています。
一方、バロンはクッションのみで圧力を受ける構造です。

やはりリラックスという意味ではコンテッサが有利でしょうか?
座面が広いため胡座をかくことも容易です。バロンでは横方向が狭いためちょっと苦しいです。
しかし作業という面で見ると少し座りごこちの堅いバロンが具合が良い気もします。
実は会社に持ち込んでこの椅子を2年ほど使用しましたが全く支障ありませんでした。

最後に

バロンはコンテッサの廉価版では決して無いことが分かっていただけたでしょうか。
色もほぼ同じような展開ですのでデザインの好みで選んでいただいて問題ないと思います。
できればアーロンチェアとオカムラ製品(バロンもしくはコンテッサ)を購入して違いを楽しんでいただきたいですね。

以上、バロンのご紹介でした。

こちらのショップは不要の椅子を無料で引き取っていただけるそうです。

 
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Posted by kaze