/*THK Analytics用解析タグ*/

レディース靴の磨き方☆パンプスも同じだよ

2022年8月22日

レディース靴磨き

女性の方で靴磨きが苦手の方もいらっしゃると思います。
女性用の靴も紳士靴同様にきちんとお手入れが必要です。
女性用の靴は男性用と比べ小さく、華奢ですので傷みやすい傾向にあります。
またデザイン性も高いため、その靴のデザインを引き出すようにお手入れしましょう。

今回は妻の靴3足のお手入れをしたので参考にして下さい

女性用のモカシン 靴磨き方法

レディース靴磨き

この靴は紺の本体色に白のラインがアクセントになっています。
白い部分をきちんと白くすることで靴が映えると思います。

①ソール部分の汚れ落とし

もちろんソール部分の白もアクセントの一つ。
ここが汚れているといくら他の部分が綺麗でもくたびれた感じになってしまいます。

左足が清掃前の状態です。右足は軽く拭いた状態。
これだけでも印象が異なるのがわかります。

レディース靴磨き

お手入れ完了後のソール。
両足とも新品とまではいきませんが、かなり綺麗になっています。
歩いているときの後ろからみた印象がかなり良くなるはずです。

基本的には水拭きでほぼ綺麗になると思いますが、アルコールなどを利用する場合は目立たない部分でダメージが無いことを確認してください。

 

レディース靴磨き

 

②馬毛ブラシを利用したホコリ落とし(ブラッシング)

靴紐を外しホコリ落としの為のブラッシングを行います。
ブラシは馬毛の大きめのブラシがおすすめ。
僕は下で紹介しているモゥブレィのブラシを使用しています。

③ステインリムーバーを利用した汚れ落とし

履いた後に、毎回ブラッシングを行っている靴ではお手入れの度にクリーナーで汚れ落としをする必要はありません。
妻の靴はそのようなお手入れはしていないので、クリーナーを使って汚れ落としをします。
おすすめはモゥブレイのステインリムーバー、革への攻撃性が低いので安心して使用出来ます。
決してクリーナーを直接靴に振りかけないこと、靴にしみが出来てしまうかも知れません。
布などに数滴垂らして使用します。
この際もまずは目立たない場所で確認しましょう。
この布は靴クリームで汚れてしまうので使い捨てになってしまいます。
いらなくなったTシャツなどを利用しても良いのですが、僕は使い捨てのショップタオルを利用しています。
丈夫な紙タオルで靴磨き以外にも利用出来ますので、在庫で持っていると便利です。

レディース靴磨き

 

④デリケートクリームを使った水分補給

長期間お手入れをしていない革は水分が不足しがちです。
デリケートクリームで水分補給を行いましょう。
僕はモゥブレィのデリケートクリームを利用しています。

⑤ペネトレイトブラシで靴クリーム

艶出しに靴クリームを使用します。
黒以外のくつは透明な靴クリームで良いと思います。
補色が必要な場合は、靴の色より薄い色目を使用して下さい。

靴クリームの付けすぎはブラッシングが大変になるので少なめに。
写真は撮影用に多めに付けています。

指で塗り込んでも良いのですが、写真のようなペネトレイトブラシを使用すると隙間も綺麗に塗り込めます。
ペネトレイトブラシは100均でも売っています。
こちらの記事でご紹介しています。

ペネトレイトブラシ

⑥靴磨き(ブラッシング)

靴クリームを馴染ませるためにブラッシングを行います。
つや出しの為にはこのブラッシングが一番大切です。
力を入れる必要はありませんが時間と愛情をこめてしっかり行います。
目安は拭き取りが不要になるくらい艶が出るまで。
左がブラッシング後、艶の違いがわかりますか?

尚、ブラッシングに使うブラシはホコリ取り用のブラシとは別に固めの豚毛または化繊のものを使用します。

ブラッシング後

⑦余分なクリームの拭き取り

まだ靴の表面に余分なクリームが残っていますので、クロスで拭き取ります。

⑧靴磨きの仕上げに防水スプレー

普段履きに使う靴は汚れ予防に利用しています。
直接かけず一旦空中にスプレーしその中をくぐらせるようにしてください。
直接掛けるとシミになる可能性があります。

⑨完成

外で完成した状態を確認します。

 

えんじ色のモカシン

先ほどのモカシン同様、白がアクセントになっています。

レディース靴磨き

お手入れは基本的に先ほどと同様ですので詳細は割愛します。
ソール部分はゴムで材質や色が異なっています。
こちらのソールは布で強くこすると表面の汚れ落としとつや出しが同時に行えます
ちょっと見にくいですが右が汚れを落としをした後です。

レディース靴磨き

 

茶色のローファー

レディース靴磨き

 

マッケイ製法で作られており紳士靴に近いイメージです。
靴の内部にマッケイ縫いを見ることが出来ます。

マッケイ

 

今回の靴は革が乾燥気味ですので水分を多めに与えます。

 

注意書きのシールは最初に剥がしましょう。

 

靴の中は布ではありませんので汚れ取りを行います。
写真ははコロンブスのリザリアンローション。
カビ止めや保革が出来るので靴内部におすすめです。

最後に

基本的には紳士靴と変わりませんが、婦人靴はデザインの特徴を活かしてお手入するようにします。
新品とまではいきませんが古くなった靴もよみがえります。

本記事を参考に靴磨きにトライしてみて下さい。

 

靴関連

Posted by kaze