イデコンポ☆芝生のメンテナンス☆芝生のサッチ対策はどうしていますか?
今回の記事はサッチング、つまりサッチを取り除く作業についてご紹介します。
サッチとは枯れた葉や古い根などが地表に堆積した層の事です。
サッチは芝生の保水や温度変化から守っていますのである程度は必要となります。
芝生の葉は繊維質が多い為、自然分解されにくいと言う性質があります。
分解されないまま地面の表層に層をなして形成されるため、通気性が悪くなり病原菌の増加など芝生の生育に悪影響が出てきます。
本記事では、サッチング作業について具体的な方法をご紹介します。
サッチングの方法
熊手の利用
金属製の熊手を利用してサッチを掻き出すす方法です。
金属の熊手を使うことがポイントです、竹の熊手ではうまく出来ません。
写真のように芝生に軽く引くだけで面白いようにサッチが書き出されます。
あまり強く熊手を当てると芝の根も抜けてしまうので注意してください。
芝の目が細かいところは熊手が動きにくいためつい力を入れてしまいがちですが、斜め上に引き抜くと芝を痛めにくいと思います。
この方法は狭いエリアや隅の部分に限定した方が良いです。
手作業ではやはり限界があります。
軽く集めただけで40Lの袋にかなりたまります。
やり始めるとキリが無いのでこの辺でやめます。体が持ちませんので・・・・
サッチングマシン
熊手を利用した手動の作業では効率が悪いのでサッチングマシーンを利用した方が良いでしょう。
サッチングマシンには専用機もありますが、一般家庭では芝刈り機の刃を交換するタイプが良いと思います。
こちらは評判の良いリョービ製になります。
サッチング用の替え刃。
サッチ除去剤「イデコンポ」
ある程度、サッチが除去できたらサッチ除去剤を撒いて仕上げます。
我が家では出光の「イデコンポ ガーデンEV」を利用しています。
「イデコンポ」とは出光興産の関連会社である出光アグリが販売するサッチ分解材です。
サッチの分解機能を持つ「バチルス菌」を配合したプレット状の肥料で元々はゴルフ場の芝生管理用に提供されていました。
「イデコンポ ガーデンEV」はこれを家庭用に改良したもので2種類のバチルス菌と肥料が配合されています。
※「イデコンポ ガーデンEV」はアマゾンでも購入出来ますが、本家の出光マルシェの方が安いですのでそちらでの購入をお勧めします。(2019年9月23日現在)
イデコンポの散布は、袋から直接撒くとムラ出来てしまうので手に取って行うと良いでしょう。
結構臭いが強いので使い捨てにビニール袋を利用しています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、芝生のメンテナンスでも一番、重労働であるサッチングについてご紹介しました。
サッチは芝生を植えた翌年から増加します。
芝生を植えて数年たち生育が悪いと感じたらサッチングを行って綺麗な芝生を手に入れて下さい。
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