試して分かった充電器の性能・・・ダイソーやスマホ純正の充電器性能を調査しました

2019年11月3日

前回に引き続き充電器の調査です。
今回は手持ちの充電器の性能を調査してみました。
調査対象は以下になります。

・Anker PowerPort Speed5
・HUWEI急速充電器(SuperCharger方式)
・ダイソー充電器
・USBポート

評価方法はバッテリを50%放電したHUAWEI MATE9に充電器を接続し、電流テスタをもちいて電流と電圧を測定します。
テスタは前回利用したミヨシ製を利用しています。
充電ケーブルはAmazonで購入した低価格の物です。

Anker PowerPort Speed5

Anker Power Port Speed5

Anker Power Port Speed5 サイドのアップ

特徴

前回と同じAnkerですがこちらはPDに対応していない通常の充電器です。
5ポートありQualcomm Quick Charge 3.0(以降QC3)およびAnker独自のPowerIQに対応しています。
仕様を確認するとQC3では3.6-6.5V = 3A, 6.5-9V = 2A, 9-12V = 1.5A
PowerIQでは5V = 2.4Aだそうです。

評価

QC3ポート

まずはQC3ポートを確認です。QC3は2ポート用意されています。
コネクタが青いため間違えることはないと思います。ちなみに上2つがQC3ポートです。

Anker Power Port Speed5 QC3ポート
Anker Power Port Speed5 QC3ポート

それでは早速見てみましょう。
4.91V 0.75Aです。期待値よりかなり低めです。
MATE9はQC3は対応していないようです。

Anker PowerPort Speed5 QC3ポート測定値
Anker PowerPort Speed5 QC3ポート測定値

IQポート

次にIQポートを確認です。

Anker PowerPort Speed5 IQポート
Anker PowerPort Speed5 IQポート

5.2V 1.44Aです。ほぼ期待値通りですね。

Anker PowerPort Speed5 IQポート測定
Anker PowerPort Speed5 IQポート測定

MATE9ではIQポートで充電したほうが良さそうです。

HUAWEI急速充電器(SuperCharge方式)

HUWEI急速充電器(SuperCharger方式)
HUWEI急速充電器(SuperCharger方式)

特徴

こちらはHUAWEI MATE9純正の充電器です。
MATE9よりSuperCharge方式が採用されています。
この方式では電圧を5Vより下げることで発熱を抑えその分電流を最大5Aまで流すそうです。
少し疑問なのは、電力は電流*電圧で決まるのでたとえ電圧を下げても電流を増やしたのでは発熱量は変わらないと思うのですが、何かカラクリがあるのでしょうか?
尚、SuperCharge方式では専用の純正ケーブルが必要です。
今回市販ケーブルでも違いを確認してみます。

評価

純正ケーブル

まずは純正ケーブルから。
接続していない状態では5.31Vもちろん電流は0です。(写真ありません)
挿した直後は4V付近まで電圧が落ちそこから電圧および電流を増やしていきます。
最大5.09V 4.69Aを記録しました。
その後電流は4A付近で落ち着きました。
20W充電と言う所でしょうか。

HUWEI急速充電器(SuperCharger方式) 純正ケーブル開始直後
純正ケーブル開始直後
HUWEI急速充電器(SuperCharger方式) 純正ケーブル最大値
純正ケーブル最大値
HUWEI急速充電器(SuperCharger方式) 純正最終値
純正最終値

市販ケーブル

次に市販ケーブルで検証してみます。
市販ケーブルの場合、安定するまで電流が流れたり止まったりを繰り返しています。
その後、写真のように5.09V 1.96Vでほぼ安定しましたが時々電流が0になります。
これを見ると市販ケーブルと純正充電器の相性はあまり良くないのかもしれません。

HUWEI急速充電器(SuperCharger方式) 市販ケーブル開始直後
市販ケーブル開始直後
HUWEI急速充電器(SuperCharger方式) 市販ケーブル途中経過
市販ケーブル途中経過
HUWEI急速充電器(SuperCharger方式) 市販ケーブル最終
市販ケーブル最終

 

ダイソー充電器

ダイソー充電器
ダイソー充電器

特徴

取り立てて特徴はありませんが、300円ほどで購入出来るためコストメリットは大きいと思います。
目を離した状態で充電するのはおすすめしませんが・・・。

評価

4.84V 0.43Aです。
少々物足りないですが、充電器のサイズを考慮すると十分でしょう。

ダイソー充電器 充電電流測定
ダイソー充電器 充電電流測定

USBポートからの充電

最後は趣向を変えてUSBポートからの充電を見てみます。
こちらに関してはUSBハブとPCのUSBポート両方を確認しました。

評価

USBハブ

まずはUSBハブです。
こちらもおなじみAnker製となります。
USB3.0対応品です。

Anker USB HUB
Anker USB HUB

それでは測定してみます。
4.94V 0.41Aです。USB3.0の電流は確保出来ていません。

Anker USB ハブ 電流測定
Anker USB ハブ 電流測定

PC USB3.0

次にPCのUSB3.0に挿してみます。
PCは自作機でマザーボードはAsrockのZ370 Extream4です。
4.92V 0.73Aです。USB3.0の規格上限までは達していませんがまずまずでしょうか?

PC USB3.0 電流測定値
PC USB3.0 電流測定値

PC USB2.0

最後にCのUSB2.0を測定します。
4.83V 0.39Aです。USB2.0の規格を下回っていますね。

USB充電まとめ

やはり充電器と異なり電流の確保が出来ません。
安全のためか規格を少し下回る電流値となっているようです。
充電器での充電がベストだとは思いますが外出先などでPCからの充電が必要な場合は、なるべくUSB3.0を利用する方が早く充電出来ることが分かりました。

まとめ

今回の充電対象であるMATE9への充電に限れば、やはり純正のSuperCharge方式がベストだと思われます。
次点では前回レビューしたAnker PowerPort Speed 1 PD 60でしょうか?
こちらはノートPCへの充電も出来るので個人的にはAnker PowerPort Speed 1 PD 60に軍配を上げたいと思います。
USBポートを利用した充電ですが、ハブは利用せず直接USB3.0ポートを利用するのがベストですね。
ダイソーの充電器に関しては値段なりでしょう。しかしながらPCのUSB2.0充電には勝っていますので一つカバンの中に入れておいても良いかも知れません。
以上、手持ち充電器の性能比較でした。