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アルパインスターズ レーシングシューズ★alpinestars RacingShoes TECH-1 Z v2 SHOES

2021年5月9日

alpinestars RacingShoes TECH-1 Z v2 SHOES

前回に引き続きレーシングシューズのご紹介。
今回ご紹介するのはアルパインスターズ レーシングシューズの最高峰 TECH-1 Z V2です。

アルパインスターズ TECH-1 Z v2 シューズ

2020年アルパインスターズ レーシングシューズの最高峰になります。
(上位にSUPERMONOもありますが紐タイプではないので個人的に対象外)

軽量化の為にアッパー素材はカンガルー皮を使用しています。
カンガルー皮は柔らかく強度も高いことから野球やサッカーなどのプロスポーツ選手のシューズによく利用されています。

開封

外箱は何の変哲もありません。
この中に5万円を超えるシューズが入っているようには全然見えません。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

型番だけが価値を物語る・・・
クロアチア製ですね。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

こちらが中身。
一応予備の紐が付いています。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

 

様々な角度からクローズアップ

FIAホモロゲラベル

タンの表側のラベルです。
FIA 8856-2018の規格に対応していることが解ります。
FIAのレースに出る訳じゃありませんが、FIAの耐火基準を満たしている安心感はありますね。
サーキットを走るので火事は怖いですから。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

タンの裏側のラベルです。
こちらはホログラムになっています。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

サイドから

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

 

TECH-1 Z v2 SHOESの特徴であるワイヤリングシステムがよくわかりますね。
靴紐(ワイヤー)がソールまで通っています。
普通の紐靴と異なり、足全体が包み込まれるサポート感が得られます。

つま先サイドに保護がありません。
OMPシューズではつま先保護部分が引っかかり悩まされたので保護なしのほうが好みです。
その分耐久性は落ちるでしょうが。

ワイヤリングシステム

ワイヤリングシステムのアップです。
ワイヤーは通常の紐と同様に通っています。
紐が通っている紐(靴から除いている部分)がソールまでつながっています。

 

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

ワイヤーの先端。
靴紐と異なりここを引っ張るだけで靴紐の調整ができます。
この部分は、上部を止めるマジックテープに止めて固定します。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

ソール

上から見た写真でもわかると思いますが結構細めに作られています。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

先にご紹介したOMPレーシングシューズとの比較ですが大分違います。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

こちらも以前に紹介したプーマのドライビングシューズです。
幅に関してはこちらが参考になるかもしれません。
プーマドライビングシューズも細身で有名です。
ドライビングシューズの場合、普段歩くので大きめの靴を選んでいますのでちょっと広めに見えますが、同サイズなら同じくらいだと思います。
レーシングシューズは操作性を考慮して小さめを選びます。

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

 

かかと

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

レーシングシューズなのでソールがかかとまで来ています。
これはどのレーシングシューズでも同じですね。

つま先

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

 

軽量化の為、当て革などはありません。
かかと部分と同様に通気性を確保するため、小さな穴が空いています。
かかとにも同様の穴が空いています。

履き口

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

この靴がアルパインスターズの他のレーシングシューズと比較しても最大の特徴がここです。
自分も実物を見るまでピンと来なかったのですが、靴下と思っていただけるとわかりやすいと思います。
普通の靴はタンの部分と左右に広がりますので簡単に足を入れることができます。

この靴は靴下のようになっているので履き口が極端に狭いです。
無理に足を入れようとすると靴を壊すのでは無いかと思います。
結局靴べらを使いながら少しづつ入れるように履くことにしました。
このためサーキット用品に靴べらを加えました。

僕が知っている靴(ブーツも含めて)の中で一番履きにくい靴です。
買う前に必ず履いて確認しましょう。

重さ

 

アルパインスターズ レーシングシューズ TECH-1 Z V2

重さはなんと252g。
ちょっとしたランニングシューズなみの軽さです。

総評

アルパインスターズは細めという意見をネットで聞きますが特にそうとは思いません。
幅のイメージはプーマのドライビングシューズが近いと思いますが、甲のフィット感が異なるので履いた感じは違います。
サイズ感ですが、普段のスニーカーは26cm位のところ今回の靴はEuro39です。
リーガルの革靴は25cmを履いています。

レーシングシューズは小さめを履きますので、この靴で歩くことはちょっと厳しいです。
捨て寸なしの状態ですね。
全体のフィット感はバッチリですので、サイズ的には問題ないと思います

靴としてもレーシングシューズとしても高めになります、履くときにも癖がありますので是非実物を手に取って確認しましょう。
本記事がalpinestars RacingShoes TECH-1 Z v2 SHOES購入の参考になれば幸いです。