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快適なテレワーク環境を構築しよう☆デスクトップ編

2020年11月7日

コロナウイルス騒動は全世界的にとんでもないことになっていますね。
このような状況から、テレワーク、在宅勤務を余儀なくされている方も大勢いると思います。

テレワークと言うからにはパソコンでの作業が主体だと思いますが、会社と比べて作業しやすいですか?
もし会社と比較し作業しにくいようでしたらこの際、自宅の環境を再構築して見ませんか?

前回の記事ではノートパソコンの利用を前提に解説しましたが、今回の記事ではデスクトップを利用について解説します。
デスクトップPC最大のメリットは、圧倒的な作業のしやすさです。
ノートパソコンはキーボーとモニターが一体の為、作業姿勢に制約を受けてしまいます。
さらにノートパソコンと比較し、圧倒的な拡張性とコストメリットがあるため、快適な環境を構築しやすいとも言えます。

ご自宅にデスクトップをおける環境があるのでしたら、またご家族の理解が得られるなら同時にデスクトップPCの導入はいかがでしょうか?

デスクトップPCの種類

一口にデスクトップPCと言っても様々な種類があります。
この項では簡単にデスクトップPCの種類をお伝えします。

超小型PC/省スペースPC

超小型PCや省スペースPCなどと呼ばれる超小型のデスクトップPCです。
横幅も30cm前後とノートパソコン並みに小さいですが、メモリ増設やSSDの交換は比較的簡単にできますのでノートパソコンより拡張性に優れます。
もちろんマルチモニターにも対応しています。

おすすめ

レノボのThinkCentre M720q Tiny


レノボはトップシェアを誇る中国企業です。
「ThinkPad」は元IBMの名門ブランド。その流れを継ぐ「ThinkCenter」も同様に質実剛健なコンピュータです。
省スペースPCと言うと、ノートパソコン向けのCPUを使うなど性能は今一歩でしたが、この機種はデスクトップ用のCPUを搭載しているので心配は不要です。
標準でDisplayPortを2個供えており、2台のマルチモニターを簡単に構築できます。
さらにオプションでDisplayPortを追加できますので最大3台のマルチモニターを実現出来ます。

 

小型PC

スモールデスクトップなどと呼ばれる小型のPCで超小型PCと比較し一回り大きな筐体になります。
このサイズから光学ドライブが搭載され、背面に追加のボードを挿すことが出来るようになります。
このクラスからはBTOにも対応するため、目的に応じてCPUやメモリ、ストレージの容量を選んで注文可能になります。

おすすめ

DELL Inspironスモールデスクトップ

CPUはCore i3からCore i7まで選択可能ですが性能を考えるとCore i5もしくはCore i7でしょう。
価格差が少ないのでCore i7がおすすめです。
メモリは4Gと8Gが選べますが、windows10を快適に動作させるためには8Gが必要です。
出力にD-subとHDMIを供えていますのでマルチモニター可能ですが、D-Sub入力を持たないモニターもあるので注意が必要です。
幸い拡張スロットを備えているのでビデオカードを別に用意する手もあります。

HP Slim Desktop290


HP Slim Desktop 290-p0108jp-OHB 6DW23AA-AABZ デスクトップパソコン Core i3 メモリ8GB HDD1TB Office付き Windows10 (6DW23AAAABZ)

CPUのバリエーションにCore i7が無いため、性能的には先のDELLより落ちますが、メモリはすべて8G搭載しています。
モニタ出力はDELLと同様にD-SubとHDMIになります。

ミニタワー

一般的な利用では最大のサイズになります。
拡張性が高く十分な性能を提供します。

おすすめ

DELL XPSタワー

CPUはCore i7、メモリやストレージは自由に構成可能です。
標準のディスプレイ出力はHDMIとDisplay Portです。時代遅れのVGAは付いていません。
フルサイズの拡張スロットがありますのでビデオカードを追加することで容易に高性能可も可能です。

さらに高性能を求めるなら、自作PCやパソコンショップオリジナルPCと言うアイディアもあるのですがそれは又の機会で。

モニター一体型PC

モニター一体型PCというタイプもありますが、絶対おすすめしません。
拡張性も低いですし、モニターか本体が壊れたら両方ダメになるのでコストパフォーマンスも悪く環境にも良くありません。
カッコ良いのですけれどね。

モニター

デスクトップPCは、モニタ-を別途用意する必要があります。
PCと同時購入も可能ではありますが、あまり品質が良くない物もありますので選定基準をお伝えします。

①パネルの種類

液晶パネルはTNパネル、VAパネル、IPSパネルの3種類があります。
それぞれの特徴は応答速度の速いTNパネル、黒の綺麗なVAパネル、視野角の優れたIPSパネルになります。
この特徴を活かしTNパネルはゲーム、VAパネルは映画観賞、IPSパネルは仕事に向いています。(かなり乱暴な区分けです)
マルチモニターは、斜めからモニターを見ますので視野角が必要になります。
IPSパネル以外ではつらいと思います。

②表面の仕様(グレア/ノングレア)

液晶画面の表面仕様は外部からの映り込みを減らす加工を施したノングレア(非光沢)と映像が綺麗なグレア(光沢)があります。
店頭で映画などが映っている画面を見るとグレアが綺麗に見えますが、長時間仕事でモニターを見つめていると外部反射で目が疲れます。
テレワークで利用するにはノングレアが良いでしょう。

③入力端子

DisplayPortとHDMIはほしいところです。
PCによっては先に紹介したPCのようにマルチモニター用にD-Sub出力が必要なPCもありますのでD-Subもあれば安心です。

④調整機能

意外と見落としがちなのが高さ調整などの調整機能です。
例えば高さ調整が出来ないと、モニターの下に台を挟んで快適な高さに合わせる必要があります。

・高さ調整

自由な位置にモニターの高さを調整できる機能です。
僕が以前購入したモニターではアームにブロックを挟み高さ調整するモニターもありましたが正直言っておすすめ出来ません。
フリーで固定できる機構がおすすめです。

・スイーベル機能
モニターの向きを扇風機の首振りのように水平に動かせる機能です。
この機能が無いと、台座ごと向きを変える必要あります
複数のモニターを利用する際にモニター向きの調整で威力を発揮します。

・チルト機能
モニターの仰角を動かせる機能です。
モニターの高さを変えずに上向き/下向きに変更出来ます。
例えば、照明の反射を避けるためにモニターを下向きにしたり、目線よりモニターの高さを下に設置しモニターを上向きにするなどの幅広いセッティングが可能になります。

・ピボット機能
モニターの縦横を回転させる機能です。
縦にすることでワードなど縦長の資料閲覧に適した画面にすることが出来ます。

・VISAマウント
モニターを別売りのモニタースタンドにセット出来る機能です。
モニタースタンドを使うことでモニター設置の自由度が高まります。

おすすめのモニター

以前はピボット機能付きのモニターはDell以外に選択肢がありませんでした。
現在(2020年3月)は各社対応モデルが出ており、DELLの専売では無くなりましたが、信頼度の面からDELLをおすすめします。
実際僕の家ではDELLのモニターを7枚ほど使っているのですが、可動部が多いにもかかわらずぐらつかず安定しています。
DELL以外のモニターを色々試しましたがこの数年はDELLばかりです。

今回ご紹介するモニターは、高さ調整、スイーベル、チルト、ピボット、VISAマウントすべて対応しています。
またUSB3.0のハブもついていますので、机のうえに余分なハブが出ません。

尚、ご紹介するモニタ-は仕事用として考えています。
FPS等の応答性が必要なゲームには向いていません。

DELL P2419HC

画面サイズは23.8インチです。
入力は、HDMIとDisplay Portに対応しています。
本モニター2枚と先にご紹介したレノボのThinkCentre M720q Tinyとでマルチモニター環境を構築できます。

 

DELL P2719H


画面サイズは先ほどのP2419HCより一回り大きい27インチです。
入力は、HDMIとDisplay PortにプラスしてD-Subにも対応していますのでPCを選びません。
画面も大きいのでスペースに余裕があればこちらをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回はデスクトップを使った快適なテレワーク環境についてご紹介しました。
本記事を参考に快適なテレワーク環境を構築し、コロナ騒動を乗り切りましょう。