ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ 【 プラチナ・ホワイト WHITE 7000】
歯の健康大切にしていますか?
厚生労働省の調査によると歯の損失が少なく、よく噛めている高齢者は生活の質や活動能力が高いことが明らかになっています。
特に歯周病は歯を失う大きな要因です。
さらに近年は歯周病菌が血管の中に侵入し全身を巡るためガンや脳卒中など様々な病気リスクを高める考えられています。
歯の健康(口内の健康)の為には、歯周病の原因となる歯垢を落とすことが重要と言えるでしょう。
電動歯ブラシと普通の歯ブラシどちらが良いか?
日本歯周病学会の「電動歯ブラシの効果と適用に関する研究」の抄録によると、電動歯ブラシは手用歯ブラシに比較し高い効果を示したそうです。
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio1968/36/1/36_1_197/_article/-char/ja/)
抄録
この研究の目的は, 2種類の電動歯ブラシと従来の手用歯ブラシのプラーク除去効果を比較し, さらに部位別, 歯面別に検討することによって, その適応患者, 適応部位を考察することである。実験対象は歯周治療科医員および歯学部の学生11名で, 臨床的健康歯肉または軽度歯肉炎の者とした。方法としては各歯ブラシでそれぞれ2週間つつブラッシングを行い,
Plaque Index (Silness & Loe: PlI) を用いて全顎および, 歯面別, 部位別に検討した。その結果, 3種類の歯ブラシの全顎でのPlIには統計学的有意差は認められなかつたが, 手用歯ブラシで著しくPlIの高い被検者は, 電動歯ブラシの使用が有効であった。また, 特定の部位, および歯面では電動歯ブラシが手用歯ブラシに比較し, 高い効果を示した。従って, 手用歯ブラシで十分な効果が得られず, 特定の部位にプラークが残存しやすい患者が電動歯ブラシの適応であることが考えられた。出典:日本歯周病学会の「電動歯ブラシの効果と適用に関する研究」
このことからも電動歯ブラシは普通の歯ブラシと比較しても高い効果があると考えられるでしょう。
一方、正しく使わないと歯ぐきが傷ついたり、歯が削れてしまったなどの情報もあります(蕨歯科クリニック)https://www.warabi-shika.jp/info/1507/
〈電動歯ブラシのデメリット〉
①値段が高価(数千円〜数万円)
②当て方を間違えてしまうと歯茎や歯を痛めてしまう。
③歯と歯の間は手磨きの時と同じようにフロスや歯間ブラシといった補助用具を使う必要がある。
※電動歯ブラシは磨く力が強い分、使用する歯磨き粉は研磨剤が入っていないものや、低研磨、低発砲性のものがおすすめです。歯磨き粉をつけすぎると、泡のせいでブラシがどこにあたっているのかわからなくなるので少量で。研磨性の高い物は歯や歯茎を痛めてしまうので避けましょう。出典:蕨歯科クリニック
かかりつけの歯医者さんの指導を仰ぎながら適切に電動歯ブラシを使うことで最大限の効果が出ると思います。
フィリップス・パナソニック・ブラウン電動歯ブラシのちがい
国内のシェアをみるとこの3社でほぼ独占していると言えます。
それでは簡単に違いを見てみましょう。
フィリップス 音波式電動歯ブラシ「ソニックケアー」
歯ブラシは手磨きようの普通の歯ブラシと同様の形状のブラシが付いています。
このブラシを高速で振動させることで歯の汚れを落とす仕組みです。
ブラシをゆっくり動かすことで効果的なブラッシングが可能です。
パナソニック 音波振動ハブラシ ドルツ
フィリップスと同様の音波振動方式を採用しています。
使い方や性能はほぼ同等でしょう。
ドルツのメリットは替えブラシが安いこと。
ブラウンやフィリップスの国内正規品の替えブラシの半額程度の価格設定です。
ブラシは約3ヶ月程度の消耗品ですのでこれは大きいですね。
ブラウンオーラルB
唯一回転するヘッド(360度回転するわけではありません)を採用していること。
ブラシが直接動くので普通の歯ブラシに近い感覚を得ることができます。
僕はドルツとオーラルBの両方を所有しています。
どちらも良い製品だと思いますが、ドルツはブラシが普通の歯ブラシと同形状のためついゴシゴシと磨いてしまいます。
オーラルBは丸形なのでそのようなことはほぼありません。
僕の使い方ではオーラルBの方が合っていると感じています。
仕上がりについては丁寧に磨けばどちらも変わりません。
オーラルB プラチナ・ホワイト7000
2020年8月時点では1世代前の高級機になります。
振動数は現行機種の11000振動から比べると8800振動と見劣りしますが実用面ではほぼ問題ないと言えるでしょう。
本機の魅力は、液晶モニターの付いたスマートガイドが付いていること。
最新機種はスマートフォンで同様の機能が提供されているためスマートガイドは付いていません。
朝の忙しいときに、スマートフォンをいちいち準備するのは結構面倒のでスマートガイドはありがたいです。
もちろん本機もスマートフォン対応機能もついていますのでスマート機能は最新機種と同等です。
同梱
同梱ブラシは以下の3本が付いています。
・マルチアクションブラシ
・歯間ワイパー付ブラシ
・ホワイトニングブラシ
最新の最上位は残念な事に2種類のブラシに減ってしまいました。
歯間ワイパー付やホワイトニングブラシは、試さないで買うのは抵抗がありますのでこれは魅力です。
あまり出番がありませんが、携帯用のトラベルケースや小物を入れるポーチまで付属しています。
ポーチはこのように内部も立体的に作られており高級感があります
充電台
先ほどの写真のように充電台はシンプルです。
これはブラシホルダーと一体にすることができます。
僕が持っている古いモデルはブラシホルダーと一体型で、持ち運びには不便でした。
機能
以下の6モードが用意されています。
選択したモードはスマートガイドで表示されます
舌クリーンモード/しっかりクリーンモード/ホワイトニングモード/やわらかクリーンモード/歯ぐきケアモード/クリーンモード。
モードに連動し必要な歯磨き時間が変わり、スマードガイド時間も変更されます。
モード数も現行最上位モデルと変わりません
押しつけ防止コントローラーに対応し本体が光るため押しつけすぎず安心です。
使用感
さすがオーラルBの高級機。
毎日気持ち良く歯磨きが出来ます。
スマートフォンと連携すると毎日の歯磨き結果が記録されますし、スマートフォンを利用しなくてもスマートガイドで情報表示出来ます。
次は一般的なブラウンオーラルBの特徴と選び方についてご説明します
ブラウンオーラルBの特徴
1)歯ぐきのキワの歯垢除去能力
丸形ブラシの効果で手磨きと比較し99.8%の歯垢除去向上。
2)丸形ヘッドの立体的な運動
毎分40000回のに上下運動、及び毎分8800回の回転運動により効果的に歯垢除去。
3)歯ぐきへの負荷低減
ブラシを強く押し当てると自動で回転を制御/停止するため歯ぐきにやさしい。
ブラウン オーラルBの選び方
入門モデルからプレミアムモデルまで複数のバリエーションが用意され悩んでしまうと思いますが、
付属品が異なるだけの商品もありますので目的に沿って選べばそれほど難しくありません。
入門モデル
ヘッドの上下運動は無く、左右回転のみとなっています。
回転も上位モデルの8800回転と比べると若干低い7600回転に留まります。
また強く押しつけた際に、回転を押さえる押しつけセンサーもありません。
30秒ごとにお知らせする30秒タイマー付き。
歯ぐきを痛める強い押しつけに対応出来ていないのが不満。
電動歯ブラシ初心者にはお勧め出来ませんね。
ブラウンの電動歯ブラシが2000円程度で買えるのは魅力。
もちろん充電モデル。
すでに上位機書を持っており使い方を熟知している人が職場などの2台目に最適なのでは。
おすすめはこれ。
【ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ すみずみクリーンEX 1】
中級機
価格は7000円付近になりますが、同価格でも機能に差があるので注意が必要です。
回転に加え上下運動に対応した3D型回転モデルで、押しつけセンサーに対応しているモデルを選びましょう。
おすすめはこれ。
【ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO2000 ホワイト】
上級機
個人的には上級機を選んでほしい。
電動歯ブラシの良さは上級機で判ります。
おすすめはこれ。
悩みましたが2種類を選びました
1つめはAI搭載でブラッシングのガイドをしてくれると言う物。
ちょっと高いですね。
モードは他の最上位機と同じ6モードなのでブラッシングの能力は同一です
【ジーニアスX チタニウムグレー】
次はこれ。
ジーニアスXに最上位の座は譲りましたが、ブラッシングの能力は同じ。
AIが不要ならこちら。
【ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ ジーニアス10000】
最後に
ブラウンのオーラルBは良い電動歯ブラシですが、迷っている方の参考になれば幸いです。
冒頭にご紹介したプラチナ・ホワイト7000は1世代前のモデルになりますが最新型と比較してもほとんど見劣りしません。
スマートガイドなど現行モデルには無い機能も付いています。
旧モデルのため価格も安くなっていますので見かけたらおすすめです。
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