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【Happy Hacking Keyboard Professional 2 英語配列 墨】ちょっとクセがあるけど使いこなしたい

2020年7月18日

Happy Hacking Keyboard Professional 2

Happy Hacking Keyboard(HHKB)シリーズは、東京大学の名誉教授 和田栄一氏が提唱するミニマルなキーボード。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。
馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

東京大学 名誉教授 和田英一

引用:HHKBホームページ(https://happyhackingkb.com/jp/)

合理的なキー配列でスピーディーに入力できることから、プログラマーやライターなどキー入力にこだわる人たちに圧倒的な人気を誇ります。
極限まで小型化したことでファンクションキーや矢印キーなど普通のキーボードでは当たり前のキーがありません。
かなり長いこと普通の日本語キーボードに馴染んできた僕がこの特殊なキーボードを使いこなせるのでしょうか?

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マツゾー

本記事では皆が絶賛するHappy Hacking Keyboardの実際の使い心地について本音で語ってみたいと思います。

一度は手に入れたいHHKB(Happy Hacking Keyboard)

高級キーボードの代名詞であるHHKB、ネットの評判でも絶賛されています。
特徴は矢印キーさえ省いたミニマルなデザイン。
横幅294mmにUS配列では60キー、日本語キーボードでも69キーが収まっています。
しかもキーピッチは標準的な19mmmピッチ。

PFU HHKB Professional BT 英語配列

PFU HHKB Professional BT 日本語配列
ちょっとゴチャゴチャしていますね。

自分も手に入れたいとは思っていたのですが特殊性で踏ん切りがつきませんでした。
今回ダイヤテックオンライン値引き販売されていたのを機に購入してみました。

カラーは「墨」と呼ばれる黒。
個人的にキーボードは実用品と考えているので印刷が見やすい白系のキーボードが多いのですが
今回は墨のかっこよさに惹かれて黒モデルに手を出してしまいました。
さすがに無刻印モデルは避けましたが・・・

リアルフォースとの大きさの違い

リアルフォースのテンキーレスモデルとのサイズ比較です。
かなり小さいことがわかります。

Happy Hacking Keyboard Professional 2

Happy Hacking Keyboard のバリエーション

2020年7月現在、HYBRID Type-S、HYBRID、Classicの3種類が発売されています。
HYBRID Type-SおよびHYBRIDはblue tooth有線/兼用モデル、Classicは有線専用モデル。
それぞれにホワイトモデルとブラックモデル(墨)が用意されています。
HYBRID Type-SおよびHYBRIDの大きな違いはタイピング性。
同じ静電容量無接点方式のスイッチを利用していますが、Type-Sはより高速タイピングに向いたキー構造を採用。
定価はType-Sが27500円、Type-Sが32000円となっています。
無線接続が不要ならClassicが23000円とお求め易くなっています。

シリーズ 英語 無刻印 日本語配列 無線対応
HYBRID Type-S
HYBRID
Classic

ちなみに今回購入したのはすでに生産中止となっているProfessional 2。
英語配列のキーボードになります。

HHKBは日本語キー配列か英語キー配列か?

Happy Hacking Keyboardは日本語キー配列のモデルもあります。
あくまで個人的な意見ですが英語配列の方が使いやすいのではないでしょうか?
日本語配列は矢印キーなど英語配列に無いキーも追加されたためキーが多すぎるように感じます。
そのため右シフトが追いやられているなど無理が出ています。

さてどちらを選べば良いか?
HHKBの設計思想、格好良さに惹かれたなら是非英語配列を選んでいただきたいですね。

HHKBに最適なパームレスト

静電容量無接点方式のスイッチを採用し打ちやすいHHKBですがパームレストを利用するとさらに打ちやすくなります。
おすすめするのはFILCOのウッドパームレスト。サイズSが丁度良いです。

漆塗りのキーボード、色合いが良いですね。

Happy Hacking Keyboard Professional 2

こちらは革張り。

Happy Hacking Keyboard Professional 2

 

マツゾーのキーボードスキルについて

HHKBの使い勝手云々の前に筆者のキーボード経歴をちょっと。
自己紹介にも書いていますがAppleⅡの頃からPCを触っていますので30年以上の経験ですね。
本職はプログラマーですので今でもコードを毎日書いていますので一日中キーボードを触っていると言っても過言ではありません。

現在主力で使っているキーボードは東プレのRealforceの91キー偏荷重モデル。(日本語配列)
自宅と会社で全く同じモデルを導入するほど気に入っています。

他にもチェリーのメカニカルモデルやUnicomp(IBM)のバックリング・スプリングモデル、
ミネベアのメンブレンの雄RT-6652などを所有しており息抜きに差し替えて時々使用しています。

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ツマゾー

そんなにキーボードばかり集めてバカじゃないの?

HHKBの使い心地について

1)矢印キー
矢印キーはFnキーとの組み合わせで使用します。
HHKBを初めて購入する方が最初に気になるのがこの点だと思いますが杞憂でした。
標準では右小指でFnキーを押しながら操作するのですがすぐに慣れます。
筆者はスペースキー右側にもFnキーを割り当てているので左手でFnキーを押しながらの矢印操作も併用しています。

Happy Hacking Keyboard Professional 2

PFUホームページより引用

2)ファンクションキー
省スペースの為、ファンクションキーが省かれています。
プロフィールにも書きましたがプログラマーが本職ですのでエディタを利用してプログラムを作成します。
エディタのカスタマイズをファンクションキーをベースに行っているのでこれがちょっとやりにくいですね。

3)IME切り替え
左の小指でaltキーを押しながら右上の"`"キーを押すのですがこれが馴染めません。
特にプログラムを書いている際は日本語と英語の切り替えを頻繁に行う必要がありちょっとつらいですね。

4)キータッチ
人それぞれだとは思いますが、リアルフォースの方が好きですね。
リアルフォースは偏荷重を使っているので中心部が45g、周辺部が35gの筈ですが全体にHHKBの方が固い気がします。
きーの底付きの衝撃も若干強めです。
もちろん安物のメンブレンとは雲泥の差ですよ。

5)印字の見やすさ
墨モデルは決して見やすいとは言えませんね。
ブラインドタッチ出来るので基本的なキーは覚えているのですが記号キーとFn連動キーは難儀しました。
大分慣れましたけどね。

5)英語キーボード
HHKBとは直接関係がありませんが従来利用していたキーボードが日本語キーボードの為戸惑いがあります。
特に記号は全く異なる位置にあるため良く間違えます。
Enterキーは少々慣れが必要でした。
日本語キーボードの場合、Enterキーは2段なので薬指で上の方を叩いていました。
この打ち方だとこのキーボードではDeleteキーを打ってしまうんですよね。
小指で打つようにすると良いのですが最初の頃は良く誤爆しました。
横長になり小指で打つようにすると打ちやすくなりました。
次にスペースキーですが僕にとって長過ぎです。
これを短くして両側に自由に設定できるキーがほしかった。

HHKB 英語配列モデルのメリット/デメリットについて

メリット

  • かっこ良い
  • 省スペース

格好良さで選んでも間違いないでしょう。
会社で見たら何となく「出来る人」っぽい。
そのためにも墨(自信があるなら無刻印モデル)が良いでしょう。

デメリット

  • 特殊キー&英語配列の二重苦により誤爆でイライラ

英語配列の記号位置を覚えていない上に墨モデルなので印字が読めずイライラ。

総評

このキーボードを万人に勧められるかと言えば「NO」です。
特殊配列と英語配列のおかげでストレスを感じることが多々あります。
初めての高級キーボードならリアルフォースの日本語キーボードの方が幸せになれる確率は高いでしょう。

こんな方におすすめ
・机の上が狭くテンキーレスでも大きすぎる。
・格好良さをアピールしたい。

こんな方にはおすすめしない
・すでにリアルフォースを使っていて満足している

 

最後に

色々とネガティブな事も書いていますが、実は2台も自宅に持っています。
1台は自分用、もう一台は息子用。
決して悪い製品ではありません。

Happy Hacking Keyboard Professional 2

悩んでいるのなら購入して体感しましょう。
少なくともPCを購入したときに付属しているような安物のメンブレンキーボードとは雲泥の差です。
万が一気に入らなくても人気キーボードです、高値で売れること間違い無しです。

僕がいつも利用しているダイヤテックオンラインです。
FILCO製品をはじめキーボード関連の商品が多数販売されています。
アウトレット商品も出ていますので僕も定期的にチェックしています。