レカロバックレストカバー★汚れたカバーを修復
4名乗車の車両にフルバケットシートを取り付けると、車検対応のため背面を覆うバックレストカバーが必要と言われています。
レカロ純正はレカロバックレストカバー。しかし高すぎると思いませんか?
ヤフオクで探しましたが、程度が良いと新品並みの値段になってしまいます。
仕方無いので新品の購入を考えていたところちょっと汚くて誰も手を出さないようなバックレストカバーが比較的安く出ていたので試しに落としてみました。
今回の記事はちょっとボロいバックレストカバーの修復です。
修復したバックレストカバーの取り付け記事です。
きれいに取り付ける方法をご紹介しています。
フルバケットシートの車検対応
ネットには様々な情報があふれておりどれが正しいのかはわかりません。
ご自分が車検を受ける陸運局なりディーラーなりで確認するのがベストだと思います。
筆者は
①4名乗車以上の2ドア車は両側フルバケットは車検に通らない
②シートとシートレールで保安基準適合証明書が取得できること
だと思っています。
バックレストカバーについては、審査員の印象がありますので取り付けることとします。
自作でも良いと思ったのですが、あまり出来が悪いと審査員の印象が悪くなるだけですので純正としました。
レカロバックレストカバー
FRPシェルの背面を保護するためのカバーです。
車検対応としては後部座席同乗者の保護が目的だそうです。こんな薄い布でどれほど効果があるかは?ですが。
FRPは傷つきやすいので、保護という意味では効果的ですね。
SP-G用とRS-G/TS-G用がありますので間違えないように。
レカロの主力フルバケはRS-Gなので間違えないように。
レカロバックレストカバー修復
購入時の状態
この写真を見てください。
レカロの刺繍に黒くカビが生えてだめになっています。
バックレストカーバーの下側です。
色にシミがあるように見えます。
洗濯
中性洗剤でもみ洗いをしました。
レカロの刺繍部分は軽くこすっただけで、ボロボロ取れてしまいました。
黒いカビも一緒に取れたので良しとします。
洗濯した水がピンク色になったので少々色落ちしたかもしれません。
しかしそれ以上に、かなりきれいに発色するようになりました。
修復前のような色むらはありません。
レカロ刺繍ダメージの修復
レカロの文字が欠けているのはかっこ悪いので修復に取りかかります。
といっても刺繍は出来ないので布用の絵の具で色つけして修復です。
使用した絵の具はこれ。
ターナー 布絵の具 ホワイト(濃)。
通常の白だとベースの赤が透けてしまうため濃いほうを購入しました。
購入は楽天の39ショップ。送料無料です。
下のリンクから行けると思います。
リンク修復の色つけは塗るというより色を盛り付けるイメージで行います。
そのため、筆は使わず楊枝の先端に絵の具をつけて少しずつ色づけを行います。
下の写真はR部分の修復の様子です。
色を入れたい部分以外をマスキングテープで覆い、爪楊枝で色を載せていきます。
刺繍の感じを出すため点ですね。
下の写真は薄く全体に色をのせたところです。
ごらんのように赤が透けていますのでこれを何度も繰り返します。
絵の具が付いてしまったら落ちませんので。
そうすることで遠目には刺繍のように見せることが出来ます。
完成したのがこちら。
遠目に見ると違和感がありません。
最後に
初めて修復にトライしましたが、自分なりに満足出来る状態になりました。
費用は絵の具代の約300円と中古で購入したバックレストカバー代金です。
作業に要した時間は、絵の具を乾燥させる時間も含めて数時間でした。
なお、中古の商品は、ばらつきがありますのでトライは自己責任でお願いします。
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