快適なテレワーク環境を構築しよう☆ノートパソコン編
コロナウイルス騒動は全世界的にとんでもないことになっていますね。
このような状況から、自宅でテレワークを余儀なくされている方も大勢いると思います。
テレワークと言うからにはパソコンでの作業が主体だと思いますが、会社と比べて作業しやすいですか?
もし会社と比較し作業しにくいようでしたらこの際、自宅の環境を再構築して見ませんか?
僕もテレワーク作業をしているのですが、会社より快適な環境で仕事をしています。
パソコン歴30年以上の僕が、環境構築のアイディアをご紹介致します。
テレワークの為のパソコン選定
ノートパソコンにするかデスクトップにするか?最初に悩むところです。
デスクトップパソコンはノートパソコンに比較して拡張性が高く、同じ性能なら低価格で購入できますが、書斎などパソコンを置く場所の確保が必要になります。
逆にノートパソコンは、少々高額になりますが自由な場所で作業が出来ます。
バッテリも搭載していますので、自宅での電気の使いすぎによるブレーカー落ちでもデータが消えることはありません。
テレワークの為に、初めて自宅にパソコンを導入するなら最初はノートパソコンをおすすめします。
多少値は張りますが、ここは機動性を優先しましょう。
ノートパソコンは大きく分けて、このように分類出来ます。
大画面タイプノートPC
17インチを越える大型の液晶を搭載したノートパソコンです。
デスクトップと同等な使い方を想定しています。
重さも3kgほどあるため、自宅外への持ち出しは難しいでしょう。
価格は小型軽量の必要が無いため抑えられています。
Dell ノートパソコン Inspiron 17 3793 Core i5 シルバー 20Q31/Win10/17.3FHD/8GB/1TB HDD
A4タイプノートPC
ノートパソコンと言うとこちらのイメージになるでしょうか。
モニターは15インチほどで重さは2Kg前後。
会社で貸与されるノートPCもこのタイプが多いと思います。
売れ筋のため、各社の激戦区域です。
Dell ノートパソコン Inspiron 15 3580 Celeron Office ホワイト 20Q11HBW/Win10/15.6HD/4GB/1TB HDD
B5タイプノートPC(モバイルノートPC)
持ち運びをメインに考えたノートPCでモバイルノートとも呼ばれています。
以前にインテルが提唱したUltrabookもこの範疇に入ります。
重さは1kg前後でモニターサイズは13インチが主流です。
Dell モバイルノートパソコン Inspiron 13 5390 Core i3 シルバー 20Q21S/Win10S/13.3FHD/4GB/128GB SSD
タブレットPC
マイクロソフトのサーフェスに代表されるキーボードが無くタッチタイプで操作するタブレット型のPCです。
モバイルに特化しておりテレワークには向きません。
マイクロソフト Surface Go(サーフェス ゴー) 10インチ PixelSence ディスプレイ/Windows 10 Home (Sモード)/第7世代 Intel® Pentium® Gold 4415Y/SSD 128GB/メモリ 8GB/Office Home & Business 2019/シルバー MCZ-00032
この中で一番のおすすめは、B5タイプです。
大画面タイプは一見使いやすそうですが、横幅が40cm以上ありリビングでは使いにくいです。
使っていない時でも場所を取るためおすすめしません。
大画面が必要な場合は、後ろでご紹介するモバイルモニターもしくは外部モニターを利用する方が便利です。
会社でA4タイプを使っている方は、同じサイズですのでA4でも良いのですが、会社と異なり自宅では多少邪魔になるかもしれません。
外に持ち出すことを考えると2Kgはかなりキツいです。
タブレットPCは、運びやすいですが画面が小さすぎ腰を据えて仕事をするには向いていません。
将来のノマド的生活(会社や自宅ではなくカフェなどを移動しながらノートパソコンで快適に仕事をすること)も視野にB5のモバイルを選択しましょう。
ノマド的ノートパソコンの選び方
①画面解像度
画面サイズに目が行き、見逃しがちなのが画面解像度です。
画面サイズは同じでもいくつかの解像度がありますので注意して下さい。
おすすめはフルHDの1920*1080。
これより上位の4Kモデルは写真は綺麗でも、小さすぎて文字が見えません。
設定で文字サイズを大きくする事も可能ですがそうすると情報量はフルHDと変わりません。
4Kは電力消費量も多い為、バッテリ駆動時間が短くなる傾向にあります。
また価格も高いのでおすすめ出来ません。
低解像度のFWXGA(1366*768)は低価格モデルに多いので注意が必要です。
こちらは解像度が低いため表示エリアが狭くなり会社の資料やホームページを閲覧する際に障害となります。
②重量
自宅内での利用だけならこだわる必要はありませんが、折角なのでカフェや図書館などで気分を変えて仕事をしたいと思いませんか。
現実的に常に持ち運べる重さの限界は1kgです。
それ以上だと少しつらく、1.5kgを越えると持ち運ぶ気がしません。
③バッテリ駆動時間
屋外では画面を明るくしたり、スマホへの充電もありますのでカタログの半分以下(1/3と見ておけば間違いない)しか駆動できません。
外で4~5時間ほど作業すると想定してカタログ値で15時間ほどあれば安心です。
④メモリ搭載量
Windows10での利用を考えると最低でも8Gバイトは必要です。
家電量販店などで販売しているモデルは価格を抑えるために4Gしか搭載してないモデルも多いので気を付けましょう。
⑤ストレージの種類と容量
ストレージの種類はSSDであることを確認します。
SSDとは半導体を使ったストレージで、従来のハードディスクと異なり機構部分が無いため、故障しにくく起動などにかかる時間も圧倒的に早くなります。
ハードディクスモデルはストレージ容量は多いのですが、機構部分があるため故障リスクが高いです。
特に振動に弱いため、移動させるノートパソコンでは致命的です。
ちなみに以前に僕が購入したノートパソコン(SSD普及前)のハードディスクはすべて故障しました。
SSDのストレージの容量ですが250Gを目安にして下さい。
それ以下では将来、容量不足になる恐れがあります。
それ以上は値が張ります。
⑥CPU
CPUはインテルのCore iシリーズであればテレワークには十分です。
Core iシリーズはCore i3, Core i5, Core i7と数字がが大きくなるほど高性能になります。
消費電力は逆に数字が小さいほど少なくなります。
バランス的にはCore i5が良いのですが、それほどこだわる必要はありません。
おすすめのモデル
それでは僕がおすすめするテレワークに最適なモデルをご紹介します。
富士通 LIFEBOOK WU2/D2
富士通の特徴は圧倒的な軽さ。
最軽量モデルはなんと700gを切る698gと超軽量です。
バッテリ容量は25Whで駆動時間は11.5時間。
バッテリを倍にして駆動時間を24時間に延ばしたモデルでも855g。
液晶パネルはシャープのIGZOでフルHD、13.3インチです。
富士通はカスタマイズ対応していますので、富士通のWEBサイトでカスタマイズ可能です。
カスタマイズが面倒と言う方は、おすすめ商品へのリンクを張りましたのでそちらをどうぞ。
富士通は僕の一番のおすすめです。
一世代前の富士通のモバイルノートを持っていますが、キータッチも素晴らしく富士通ノートのファンになってしまいました。
台数限定・イチオシ特価富士通ノートパソコン LIFEBOOK WU2/D2WMVWD2U27B1
下のリンク先のモデルはタッチパネル対応です。
NEC LAVIE Pro Mobile
富士通についで軽量なモデルです。
20時間駆動で837gとなり、富士通の24時間駆動モデルより軽く仕上がっています。
富士通のモデルには無い指紋認証に対応しています。(富士通は顔認証)
NECもカスタマイズ対応していますので、NECダイレクトでカスタマイズ可能です。
カスタマイズが面倒と言う方は、おすすめ商品へのリンクを張りましたのでそちらをどうぞ。
NEC LAVIE Pro Mobile 13.3型ノートパソコン Core i5 メモリ8GB SSD256GB Office付き Windows10 クラシックボルドー PC-PM550NAR (PCPM550NAR) [振込不可]
レノボ ThinkPad X1 Carbon(2019)
レノボですがこちらは国内生産になります。
上の2つと異なり液晶が14インチと一回り大きくなります。その分少々重くなり1.09kgと1kgを少々越えてしまします。
レノボのThinkPadの魅力はキーボードの打鍵感、富士通も悪く無いのですがそれ以上の快適な打鍵感を提供します。
パナソニック レッツノート SV9
モニターサイズは12.1インチと少々小型になりますが、解像度はWUXGA(1980*1200)と高解像でです。
フルハイビジョンと比較し縦に広いため、ビジネスでは使いやすいでしょう。
最軽量モデルで949gと1kg以下となっています。
バッテリは取り外し可能ですので、持ち出して長時間利用する際には大容量バッテリを利用するなど用途に応じたバッテリサイズ選択が可能です。
USB Type-cはDisplayPort Alt Modeに対応していますので、下で紹介するモバイルモニターのAcer PM161Qbuが利用出来ます
その他、おすすめの機器
ヘッドセット
テレワークでの会議には必須です。
もちろん本体のスピーカーを使っても相手の声は聞こえるのですが、使いやすさはヘッドセットでしょう。
ヘッドセットと言うとヘッドフォンとマイクが一体となったこのような形を想像すると思いますが、会議以外に使い道がありません。
そこで僕がおすすめするのがソニーのMDR-EX31BN。
Bluttoothなので無線で使いやすいですし、テレワーク以外でもスマートフォンと接続してノイズキャンセルイヤフォンとしも利用出来ます。
マウス
ノートパソコンについているタッチパッドは長時間の利用には少々難があります。
できればマウスは別途用意した方が効率がよく仕事が出来ます。
おすすめはロジクールのMX ANYWHERE 2S。
少々値は張りますが、小型で持ち運びしやすく高精度のレーザーセンサーで操作する場所を選びません。
高速スクロールも慣れるとかなり使いやすく、通常のホイールには戻れなくなります。
モバイルモニター
モバイルノートパソコンの欠点はモニターサイズです。
13インチ程度でフルHDで利用するとかなり文字が小さく読みにくくなります。
そこでおすすめは外付けモニターを用意することです。
外付けモニターを利用することでノートPCのモニターと合わせてマルチモニター環境を構築でき作業効率が断然アップします。
モニターと言うとこのようなデスクトップPCのモニターを想像すると思いますがおすすめはモバイルモニタ。
モバイルと言ってもバッテリは内蔵していませんので屋外持ち出しは不向きですが室内移動には最適。
モニターサイズは大きい物を用意しましょう。
少なくとも画面と同サイズ以上必要です。
屋外に持ち出すことはありませんので重さは気にする必要ありません。
おすすめはこちら
すべて15.6インチのフルHDです。
アイオーデータ LCD-MF161XP
重さは900g。
入力用にHDMIケーブルが付属しているので、HDMIポート付きのノートPCならそのまま利用できます。
パソコンにDisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-C ポートが付いてれば、USB Type-Cで接続することで電源と映像を1本で供給可能です。
3年保証で2万円強とコストパフォーマンスに優れる商品です。
ASUS ZenScreen MB16AHP
バッテリを内蔵しているため電源不要で最大4時間の動作が可能となっています。
画面の回転が可能なので、ワード文書やWebなど縦方向の書類を見る際に最適です。
値は張りますが、良い商品を求める方に。
こちらもアイオーと同様に3年保証。
Acer PM161Qbu
2万円を切る低価格が魅力。
映像入力はDisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-Cのみなので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はノートパソコンを使った快適なテレワーク環境についてご紹介しました。
本記事を参考に快適なテレワーク環境を構築し、コロナ騒動を乗り切りましょう。
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